8月8日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)を見て驚いた。「これはテレビ朝日とTBSのコラボ番組なのか?」そう思わずにいられなかった。その理由は、ゲストが櫻井翔だったのだが、放送中のドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)で櫻井が演じている「清家一郎」という政治家のようだったからだ。

 

 

 

 

徹子の部屋」といえば、黒柳がセットの中にある観音開きのドアからゲストを呼び込むところからスタートするが、当然、櫻井も黒柳に名前を呼ばれ、一礼してから黒柳の隣の席へと歩いてきた。

 

 

 

 

が、その様子がアイドルグループ「嵐」のメンバーである華やかさはナッシングだったのに対して、黒柳に名前を呼ばれて1拍おいてからおじぎをする様子や、うっすらと微笑しながら黒柳の隣まで歩いてくる様子、椅子に座った次の瞬間に改めて微笑む様子、座ってからゆっくりと目線を水平に保ったまま横に動かして黒柳を見る様子などなど、まるで政治家のようだったのだ。

 

 

 

 

 もしかすると、「笑うマトリョーシカ」の撮影の合間を縫って「徹子の部屋」の収録が行われたのかもしれないが、この日の櫻井はほぼ「清家一郎」だった。8月11日放送の「徹子の部屋 『戦争』を忘れない~櫻井翔が聞く黒柳徹子の記憶~」(テレビ朝日系)では、櫻井が黒柳自身の戦争体験を聴きながら、黒柳が「徹子の部屋」でこれまでに聞いてきた芸能界の人々の戦争体験が紹介されるという。

 

 

 

 櫻井はこの番組でも「清家一郎」のようにふるまう気だろうか。

 

 

 

これは意味深ですね。どういう意図なのでしょうか