涙の活動休止から約4年、25周年の節目に嵐がみせた再始動の兆し。ファンの期待が高まる中、「自由な生活をしてみたい」と活動を休んでいた渦中のリーダー・大野智(43才)がついに沈黙を破りました

 

 

 

朴訥とした語り口にも感じる5人の強い絆。約1200日ぶりにメディアの取材に応じた彼が語ったこととは──

 

 

 

「この間、テレビに自分が映ってるのを見てびっくりしましたよ。“えっ、おれなんかやったっけ?”みたいな(笑い)」

 笑顔でそう話すのは、目下、芸能活動を休業中の大野智(43才)。2020年末に嵐としての活動を休止して以来、表舞台から姿を消した国民的グループのリーダーです

 

 

 

4月下旬の昼下がり、大野は人通りの多い都内の散策路をひとりで歩いていた。沿道の桜並木が葉桜に変わり、新緑が太陽の光を受けて瑞々しく輝いている。大野はTシャツにデニムのブルゾンを羽織り、キャップをかぶったカジュアルな装いで、スリムな体形は休業前とほとんど変わらない。本誌『女性セブン』記者が名刺を差し出すと「おお」と小さな声をあげ、大野は足を止めて質問に耳を傾けました

 

 

 

──先日、メンバー5人による「株式会社嵐」の設立が発表されました。大野さんも出資されているそうですね。

「はい。会社を立ち上げたニュースがこんなに大きくなるとは思いませんでした。何より(活動を休止してから)3年以上経っているのに、ファンや世間がまだ自分のことを覚えていてくれてるんだなって、ちょっとびっくりしましたね」

 

 

 

──会社設立はメンバー5人で話し合って決めたそうですね。皆で集まる機会があったのでしょうか。

「4人は個々で仕事をしているから、その合間とか深夜に。ぼくは暇だからいくらでも時間があるんだけど(笑い)。5人が集まることはなかなかないから、ぼくが合わせてっていう感じ」

 

 

 

 

──最近ではいつ頃?

「わかんない(笑い)。忘れたけど、今年に入ってからも何度も会ってますよ。招集をかけるのはだいたい(櫻井)翔くんかな」

 

 

 

 

──櫻井さんはすでに個人のホームページも立ち上げられました。

「ほぉ。詳しくは知らない(笑い)。いまのところ、ぼく個人でそういう(ホームページを作る)ことは考えてないです」

 

 

 

 

──二宮(和也)さんは昨年10月、SMIL-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立しました。本人からどのように聞いていましたか。

「直接聞いたんじゃないかな。集まったときにもたぶん、言ってたと思う。それは彼の考え方だから別に否定もしないし、個人の活動は個々で決めること。それとは別で5人で集まれる形は作ってるので」

 

 

 

 

大野は、一つひとつの質問に言葉を選びながらも真摯に答えようとしてくれた。嵐の活動休止後、約1200日にわたって沈黙を守ってきた彼が、メディアの取材に応じるのは初めてのことである

 

 

 

これは貴重な話を聞けましたね。このようにつながりが継続されていて活動再開に向けて準備をしている印象です。今後が楽しみですね