昨日の4月6日に札幌市内で自民党の北海道選出の長谷川岳参議院議員が、報道陣の取材に応じました



その取材の質疑応答の全文が北海道ニュースUHBに掲載されて、それを見ましたが正直このタイミングでこの内容のこの取材をする意味はあまりないと思いましたし「オール北海道」で考えたものだと思いましたが、ズレているという感想です



この取材の前にも北海道新聞など道内メディアは、長谷川岳参議院議員の話でアカレンガ道庁粘着攻撃のことばかり報道していましたが、これも意図的にやっていると感じました



「オール北海道」の狙いは「長谷川岳参議院議員のパワハラを減らして議員を続けてもらう」だということが見え隠れしていました



だからこの取材は道民に向けてのものだと感じましたし、一方でもうこの問題は北海道以外に収まらず全国の問題になったと感じています



それでは取材の感想を書いていきますが、まずここに集まったメディアは地元北海道のメディアか全国規模の新聞やテレビの北海道支社の人達見たで、ある程度顔馴染みの仲間の雰囲気を感じました



この取材には厳しい追及をしている週刊文春や集英社など関わっていないと思う雰囲気を読んでいて感じました




この取材で長谷川岳参議院議員は「表現方法」や「無自覚」という言葉を何度も使っていて、それで反省をしていますという結論に持っていっていますが、これは道内メディアの誘導で「長谷川岳参議院議員のパワハラは言葉遣いが悪くて無自覚でやってしまったことだ」という印象を植え付ける狙いだと感じました




そして支持率約8割の鈴木直道知事が「適切な表現をしてほしい」と長谷川岳参議院議員に電話で注意してもらって、長谷川岳参議院議員が謝罪したので解決したという印象を与えたいのかなと感じました




札幌市職員の話も同じように「表現方法」を変えるで終わらせています



それから「パワハラに該当するか?」の質問に対しては、強い表現だと認識していてこれから改めますという返答に終始一貫しています



またアカレンガ道庁の出張の多さについても、要望が来たからそれに対応していたという話で、面会依頼がないとアポイントを入れられないので出張の権限は道内市町村やアカレンガ道庁にあると逃れています



最後に「週刊誌報道は事実と受け止めていいのか?」に長谷川岳参議院議員は「発言は全て無自覚で申し訳ない、今後変えていく」と説明しています



この取材全文を見た私の感想は、肝心の話にメディアも全く触れない取材で、長谷川岳参議院議員が緊張したのか焦ったのか汗を何回も拭いながら答えていて、回答もすごくわかりにくいなと感じました



この取材会見を読んだ私の印象は「長谷川岳参議院議員は無自覚で強い表現だをしていただけで悪気はなかったので以後改める」「多すぎる出張はアカレンガ道庁や道内市町村の権限である」「大騒ぎになったので謝罪する」という流れで、人情論と感情論の道民は謝罪もして反省したのでもういいと感じるような流れだったと思います



ただこの騒動は最初に大物演歌歌手の吉幾三さんが長谷川岳参議院議員のCAさんに向けた酷すぎる「カスハラ」を暴露した事がキッカケで、その後に集英社や週刊文春などが札幌市などに取材に行ったら数々の札幌市役所などのパワハラを告発されて地方公務員法違反の可能性もある好き放題に現状をスクープされています



道内メディアはその後に後手後手でこの問題を取り扱って、最初は曖昧な擁護をしてその後にアカレンガ道庁の話を記事にした流れで、これまで長谷川岳参議院議員のパワハラが隠蔽されていた事で道内メディアは全国の人達に信用されていないです



この話で私が苦笑いしたのは集英社や週刊文春など全国規模メディアの取材に札幌市職員などが長谷川岳参議院議員のパワハラや好き放題の横暴をどんどん告発している事で、道内メディアは告発してます握りつぶされ、

下手をしたら長谷川岳参議院議員に密告されて酷い目に遭うのをすごく警戒している事です



そういう状況なので、今回の長谷川岳参議院議員の取材会見は火消しにならずに下手したら燃料投下でさらに大炎上する可能性があります



またこの問題でがサラッとアカレンガ道庁の鈴木直道知事がアカレンガ道庁の多すぎる出張は自分が確認したが、全部適正だと言い切っていて思わず笑ってしまいました



結局北海道はいつも私がブログで書いている「40年くらいアップデートされていない」「40年前の感覚と考え方と価値観」でこういう全国レベルの問題を対応するとやらかしてドツボにハマるのがいつもの北海道です




この取材会見も週刊文春が指摘した札幌市の好き放題の横暴での地方公務員法違反の問題にはほとんど触れず、民間企業が資料を渡したら目の前でビリビリに破られた話などは避けていて、「長谷川岳参議院議員の態度を改めさせて議員辞職をしない」という狙いが見え隠れする取材会見になっています



「オール北海道」としては長谷川岳参議院議員は自民党幹部に「口利き」がすごくできるので、失いたくないという話でしょう




特に札幌市の秋元克広市長や札幌市の幹部達は、札幌ドームの日本ハム問題や札幌五輪の誘致失敗問題などでアウェイの組織や人達に滅法弱いのが認識されてきたので、長谷川岳参議院議員へGXなどで貴重な国とのパイプだと思います




さて長谷川岳参議院議員はどうなっていくのか?は今後の注目ですが、今回の取材会見はかなり評価が低いので火消しにならなく、私個人の意見では議員辞職に追い込まれると予想しています



今後の展開に注目しています