RIZINのシバター氏と久保優太氏のヤラセ八百長騒動は、前のブログに加筆修正していくだけにしようと考えていましたが、RIZINの榊原信行CEOの説明動画が配信されたので、新しい記事を書くことにしました
まず昨年の大晦日の試合から、今日の1月10日まで RIZINはずっと沈黙していました
榊原信行CEOは、沈黙していたのは団体が正月休みだったからと説明していましたが、この内容の話は団体の存続に関わる話なので、本来ならすぐに対応が必要で、この話は怪しいと感じました
おそらくこの10日間くらいは、シバターの火消しに任せて様子を見ていて、説明動画が必要かどうか考えて、投稿するタイミングを見ていたと思います
それまではシバター氏が動画をガンガンあげていましたが、これは前のブログで書いた「手打ち」の条件でRIZINやフジテレビに批判の矛先が向かわないようにしていたと思います
シバター氏もなかなかヤラセ八百長騒動が、沈静化しないので、かなり苦しい雰囲気で動画を配信していました
シバター氏の「運営の裏を考えるな!」「PRIDEの話を持ち出すな!」など本音もかなり話していたと思いますし、伝説の試合のフライ対高山戦を話題にして、申し合わせの必要性を主張して、プロレスファンに怒られていました
ただシバター氏の動画では、全然騒動の沈静化に向かわないので、仕方がなく榊原信行CEOが説明動画を配信したと思います
この動画は私も見ましたが、時間があったにしては、すごく苦しい説明の内容だったと感じました
まずはシバター氏と久保優太氏のやりとりは、榊原信行CEOも2人から相談を受けていたという話は本当だと思います
榊原信行CEOは、シバター氏の体の病気の話も知っていだという話ですが、その話が本当なら、シバターは試合ができる状態ではなく、私はそういう選手を試合に出馬させるのはおかしいと思いました
顔を殴られたら全身麻痺になるという病気が事実なら、リアルファイトの試合をさせるのはおかしいと思います
久保優太氏が、この申し合わせを飲んだふりをして、すぐにガンガン本気で攻撃して倒すという話も、彼の優しさを考えるとかなり怪しい話だと思いました
そしてこの話を聞いて、台本の話は本当の可能性が高いと思いましたし、この台本にRIZIN運営とフジテレビが関わっている可能性も高いと思いました
久保優太氏は、K-1の伝説の王者だった人で打撃のスペシャリストですが、そういう人が病気の人を殴るのは、大怪我、ヘタをすると死亡事故の可能性があるので拒否すると思います
RIZINとしては、シバター氏の試合は話題になるので、ぜひ成立させたいと考えて、2人と話し合って台本ありの試合をすることにした可能性は高いです
この試合は、リアルファイトということになっていたので、ある程度は強めの打撃は当てていくと思いますが、久保優太氏は台本があるので、油断していましたし、シバター氏の体に気を遣っていたと思います
そこでシバター氏がいきなり顔面パンチの真剣勝負を仕掛けてきたら、久保優太氏は顔面攻撃ができないと刷り込まれているので、パニックになったと思います
そしてシバター氏は、そのパニックの状態で、シバター氏の得意の関節技を決められて負けてしまいます
これは久保優太氏が、激怒するのは当然で自分だけが損をした形になっています
この話は、 RIZINがけしかけたかどうかはわからないですが、この台本が一番興行的に盛り上がると予想していたと思います
この試合は、八百長ではないという見解を榊原CEOは示しましたが、これはすごい無気力試合だと思います
久保優太氏が全力で試合したと感じないですし、シバター氏の病気や家族の話をされたことが、無気力試合の原因になっています
シバター氏の病気が事実なら、これを聞かされて相手の選手はリアルファイトや全力での試合は無理だと思います
榊原信行CEOの説明動画では、 RIZINに八百長はない、100%真剣勝負のリアルファイトだとこの動画で宣言しましたが、シバターさんはそうは思えないです
さらにシバター氏と久保優太氏の試合は、心理戦で八百長試合ではないと説明しました
そしてシバター氏と久保優太氏の処分は、八百長でなく、連絡のやり取りも契約関係では問題ないので、処分しないという話になりました
これは RIZINがシバター氏と久保優太氏の試合を公認したという意味で、お墨付きを与えたということです
そして選手間のSNSなどの連絡のやり取りは、これから規則を作って対応するという説明をしていました
私の印象は、苦しい落とし所だなという印象で、シバター氏と久保優太氏の「手打ち」の内容を、世間の反応を見て大幅に変更したと思いました
もちろん裏では、2人の関係者、特に久保優太氏を庇う人達もいたと思いますし、私のように久保優太氏に全責任を押し付けて潰したら、 RIZINとフジテレビを徹底的に追い込むという人達までいたと思います
世間の反応が、シバター氏の説明にかなり反発していて、このままでは悪い流れでRIZINが調査して説明しなければいけなくなるので、このタイミングで説明動画を投稿したと思います
RIZINとフジテレビとしては、このシバター氏と久保優太氏の八百長のやり取りに、自分達は関与していなく、2人だけの話し合いで決めたというのが最低防衛ラインになっていると思います
ただコレコレの動画で、RIZINの広報の名前が出てきたので、完全に RIZINが関与していないという話は無理だと判断したと思います
そういうことで、榊原信行CEOはあの2人から相談を受けていたという形の話にしたと思うました
ただこの説明て、病気のシバター氏をリアルファイトの真剣勝負に出場させていいのか?という新しい問題が出てきました
これは普通に考えるとかなりまずい話で、選手の安全管理上すごく問題があります
最近は前田日明氏のYouTubeで、骨折した朝倉海君に試合をさせたことをかなり批判されていましたので、選手の安全管理はどうなっているのか?という話になってきます
結局RIZINは、朝倉海君の骨折の強行試合出場も、シバター氏の病気持ちでのリアルファイトの試合出場も、選手の安全より視聴率やお客さんの要求を最優先しているということだと思います
これは RIZINだけでなく、他の格闘技の試合全般に言える話で、日本では怪我や病気をしていても頑張って試合に出場するのが美徳という感覚もあり、興行的には人気選手に無理をさせることが多いという話です
この榊原信行CEOの動画で、RIZINのファン達は選手のことを考える優しいCEOと絶賛していますが、実際の選手への対応見ると選手を守っていないと思いました
あと榊原信行CEOは、UFCやベラトールに追いつく為には、同じことばかりでなく、こういう奇抜なことが必要で、これからもどんどんやっていくと宣言しました
これはこういうマッチメイクが増えると、UFCやベラトールの競技とは、別のジャンルになってきて、エンタメ、バラエティのジャンルになっていくと思いました
要するに視聴率や集客のためにこういう話題性だけ最優先のマッチメイクは、これからも続けていくということです
そして RIZINが八百長がなく100%リアルファイトの真剣勝負と宣言したことで、 RIZINファンは大喜びで八百長はないと結論を出しました
ただ私や他の普通の人は、榊原信行CEOはYouTubeの説明動画ではなく、質疑応答付きの記者会見をやるべきという声が結構ありました
これは私の考えですと、大晦日にフジテレビという地上波で長時間放送された番組で、こういう騒動になったのなら、質疑応答付きの説明記者会見をするべきですし、私は利害関係者の話ばかりなので、第三者の調査も必要だと思いました
そこまでやらないと普通の人の八百長疑惑は無くならないし、リアルファイトだと思われないと思います
最後に私のこの榊原信行CEOの説明動画を見た感想は、八百長、無気力試合ではないとは言い切れず、100%リアルファイトの真剣勝負ではないと思います
このような試合を処分できないという事は、団体規則や契約条項に八百長を防ぐ項目があまりないと私は判断して、その環境で八百長がないとは言い切れず、私個人では「ヤラセ」のフジテレビと前のPRIDEの人達の運営という事で、八百長はあると思っています
この八百長なしを証明するには、八百長防止の規則や契約を厳しくすることが一番信用につながると思いますし、この試合の真実を第三者が調査して説明することだと思います
あとは怪しい選手をリングに上げないのが一番で、話題性や人気があるからと怪しい選手をあげると信用失墜します
結局榊原CEOは、テレビ関係者出身の人で視聴率や集客を最優先して、競技としての信用性や選手の体のことは二の次の競技の主催者の意識が足りないように見えます
RIZINとフジテレビは、MMAの新しい顧客層を開拓する為に炎上YouTuberやバラエティの視聴者そうをターゲットにしていると思います
そうなると内容と感覚も「真剣勝負の競技」ではなく「炎上YouTuber MMAエンタメバラエティ」になってくると思います
ただ日本の総合格闘技は、このRIZINが地上波放送ありて大規模会場の試合を行なっている最高峰なので、総合格闘家達も参戦希望がすごく頭が上がらないということです
それが今回のシバター氏と久保優太氏の試合とその後のヤラセ八百長騒動での反応ですごく表れていたと思います
今は榊原信行CEOの説明動画を一回見ただけで、あと数回見て周りの反応もチェックして、気がついたことがあれば、この記事を修正加筆していきますので、よろしくお願いいたします