先日私が住む札幌市の秋元市長が政府に「国がやるべきことをやってほしい」と批判して、加藤官房長官が反論したというニュースを見て、北海道らしいなと苦笑いしました



まず秋元市長のこの発言は、札幌市や北海道の世論を意識したもので、国や政府を批判すれば札幌市民や道民は喜ぶので責任転嫁も含めてこういう批判をしたと思います



それに対して自民党の菅義偉内閣の加藤官房長官は、北海道の札幌市の市長の批判にすら、こういう反応をするのはかなり追い込まれているなと思いました



札幌市民の私から見れば秋元市長は、動きが随分遅い市長で都合が悪くなると雲隠れするので、「雲隠れ市長」とも呼ばれた事があります



札幌市はこれまで新型コロナでは「都市封鎖相当」の状態になったり、「日本一の感染拡大した街」と言われたりで酷い状態でした



さらに札幌市の場合は、私が秋元市長の初当選の時の札幌市長選で自民党候補の応援に行った時に自民党幹部は、「札幌市と国のパイプが切れている」と言われたのが印象に残っています



これは札幌市の市長が野党推薦の上田前市長が3期連続当選で、反自民党色の強い市長だったので、こうなったという話だと思います



その後上田前市長の後継者の秋元市長が2期連続で当選しますが、直近の札幌市長選ではついに自民党は対立候補を出さす秋元市長の相乗りの市長選になりました



また前にブログで書いた衆院選北海道2区補選では、自民党が候補者を出さずに不戦敗で投票率も過去最低の30%と酷い選挙で、自民党の札幌市の軽視をすごく感じます



この状況では、新型コロナの問題は全国的な問題なので、札幌市は後回しにされる可能性が高いと思います



北海道の場合はアカレンガ道庁の鈴木直道知事が、北海道知事選も菅義偉総理のごり押しに近い形で立候補して、その後当選するという事で、この菅義偉総理と鈴木直道知事のパイプが命綱になっていると思います



北海道の自民党は、吉川貴盛氏がお金問題で辞職して自民党道連の会長職が長期間空席だったなど、すごくゴタゴタしていて弱体化しています



こういう状況で、札幌市や北海道と自民党の関係はかなり弱くなっていて、この騒動の背景はこんな感じだと思います



それでは札幌市の秋元市長が、国のコロナ対策を批判した影響はどうなるでしょう?



元々札幌市を軽視していた国、自民党は全国的な問題でこんな批判をしてきたら、余計札幌市を無視することになると思います



そもそも札幌市の秋元市長は、全国の地方自治体との競争に勝って、新型コロナの対策でいい条件を勝ち取るのが仕事で、秋元市長のネットワークや実力で何とかするのが仕事です



確かに北海道では、こういう国や自民党への批判に北海道新聞や地元テレビは絶賛して道民もホルホルすると思いますが、それは感情論の話だけに見えます



今回の問題は、いかに国や自民党からいい条件を引き出すかの勝負で、秋元市長がこんなケンカを売るような批判をしたら国や自民党もまともに連携しようと思わないでしょう



この話を見て随分卑屈だなと思う道民や野党支持者はいると思いますが、札幌市や北海道がお金関係や実務能力で国に依存しまくりで何もできないのであれば、現実を見た方がいいと思います



秋元市長のこの行動は、北海道大学法学部出身の札幌市役所出身の地方の役所幹部の感覚だなと思いました



結局国と北海道の構造的な問題を考えると、北海道の地元出身者が札幌市長や北海道知事になるより、国とパイプがある人がなった方がメリットが大きいと思います



私が思い出すのは、1990年代に北海道で拓限が破綻した時で、その時の北海道知事はアカレンガ道庁出身の堀達也氏で社会党のプリンスと言われた横路孝弘氏の3期の後継者でした



拓銀破綻で国からの援助が必要なので、堀達也氏は国に陳情に行きますが、その当時の担当者だった竹中平蔵氏に必死に食らい付きますが、社交辞令を言われて無視されたのがテレビに映りました



あの時の私のインパクトは、すごかったです



国からの補助金や地方交付税に依存している北海道は、結局国からの援助がなければ厳しくなるというのが現実です



さらに北海道は社会党主義、官公労主義、官尊民卑の反日、反国歌国旗、反自衛隊、反天皇陛下の地域で経済衰退が長年続き、人口も約522万人まで過疎化していて弱体化しています



札幌市は一極集中化で人口は微増していますが、不況が長期化して苦しい状況です



その状況での国との関係悪化は、デメリットの方が大きく、札幌市の秋元市長のパフォーマンスなのかなと思いました



これから札幌市と北海道はまた新型コロナで苦しめられそうですね