今はネット中継で将棋を楽しむ時代になりましたが、前にブログで書いた記憶がありますがネットと将棋の相性は抜群で将棋というゲームはこれからも生き残ると思います


ただ連盟やプロ棋士や新聞社などの今の形の将棋村は消滅に向かうと思います


ネットと将棋の相性が抜群なのは、昔日本の日常では縁台将棋で対局している2人の他にも人が沢山集まってワイワイやる楽しい光景がありましたが、それをネットによって日本中、いや世界中でやれる事になりました


これは将棋というゲームの楽しさをアピールできますので、将棋というゲーム自体はこれからも生き残ると思います


そして今の将棋村の形態ですが、読売新聞の最高賞金額で4億5000万円位らしいですが、このくらいの賞金額は最近将棋に積極的に関わっているサイバーエージェント(以下SA)の藤田晋社長なら5億円以上すぐに出せるでしょう


まあこの5億円以上の賞金額は別にドワンゴの川上社長が叡王戦で出してもいいですが、IT企業で出せるところは多いと思います


これは将棋村の構図の大変換の流れで前期の竜王戦の渡辺竜王の三浦九段の事件でネット不正を話題にしたのは、こういう流れを阻止する一面があったと思います


ただ渡辺竜王の三浦九段の事件を起こした中心人物達が無能だったので、壮絶な自滅をしてしまい、さらに将棋村は追い込まれてしまいました


今の新聞社は時代の流れで経営がどんどん悪化しているので、将棋というコンテンツにお金をかけるのは厳しくなってくるでしょう


一方連盟はプロ棋士の組織がベテラン棋士を守って、若手がプロ棋士になりにくいシステムでずっと運営してきたので、バランスが悪い上に維持するお金もどんどん膨らむ構図で、それが昨今の連盟の公益法人になった事や新聞社に賞金をアップを求める行動につながっています


渡辺竜王の三浦九段の事件で対局環境が不正をし放題の環境でその上に将棋ゴロ達の存在が明らかになった事やプロ棋士互助会疑惑もあり、プロ棋士の対局が公平な真剣勝負ではない疑惑も出てきていて、これも連盟やプロ棋士の存続の危機になりました


さらにスマホ将棋ソフトがトッププロ棋士より強い事実も渡辺竜王の三浦九段の事件で明らかになりましたが、佐藤名人という現役の名人がポナンザという将棋ソフトに手合い違いの完敗をした事でプロ棋士の将棋の強さのブランドも崩壊しました


さらにプロ棋士より圧倒的に強い将棋ソフトの存在でプロ棋士が将棋ソフトを使って研究する流れが加速して、プロ棋士の将棋ソフト同化していく流れが加速しています


だから将棋が強くなる=将棋ソフトになるという事で、これなら将棋ソフト同士の対局を見ればいいという感じです


しかし過去のプロ棋士の名勝負を思い出すと将棋は人間同士の戦いだから好手悪手が混ざって、ミスを誘う指し手や意表をつく指し手という人間同士の将棋の面白さがプロ棋士の対局の醍醐味なので、将棋ソフトに同化は方向性に疑問を持っています


さらに今回の渡辺竜王の三浦九段の事件の副産物だったのが、追い込まれている三浦九段に地元企業のヤマダ電機が三浦九段個人を支援すると表明して、イメージアップしたのを見ればプロ棋士の個人スポンサーも時代の流れで、今話題の藤井四段なら愛知県なのでトヨタがスポンサーという話になるかもしれないです


そうなるとプロ棋士も将棋の強さだけでなく、好感度や面白い将棋を指すなどいろんな基準があり、今まで以上にプロ棋士個人の人気やイメージで差別化が進むでしょう


あと最近連盟が粗末に扱っている将棋の名人というコンテンツの問題もあり、永世名人制度を見れば、まさに将棋の伝統と文化と歴史の象徴でこのコンテンツの復活はするべきだと思います


このように今の将棋村は大混乱中ですが、新しい時代の流れでどうなるか注目です