三浦九段の問題は三浦九段のA級順位戦の不戦敗が発表されるなど連盟側の強固な姿勢も変わらず、最悪の結末に向かっている印象です


この問題を改めて振り返ると古いファンも含めた将棋村の将棋脳の特殊な感覚がどんどん事態を悪化させている印象です


この三浦九段の処分が発表された時に私を含めて処分の根拠が異常だと感じた人が結構いましたが、将棋村の将棋脳では連盟が温情をかけて三浦九段の処分を軽くしたという人ばかりで呆れた記憶があります


私達が最初から指摘していましたが、スマホ不正は現行犯で証拠を押さえないと実証は難しく、竜王戦開催直前のこの処分は根拠があるのか?と普通の感覚の人なら考えます


また三浦九段の最初の事情聴取に渡辺竜王が同席したのも異常で一番の利害関係者を同席させたらまともに聴取できないでしょうし渡辺竜王が対局拒否や三浦九段の挑戦辞退の強要の可能性もあると感じましたが、将棋村の将棋脳はこの同席も絶賛していました


竜王戦は棋戦最高賞金のプロ棋士にとって最高レベルのタイトル戦でこの挑戦者がタイトル戦直前に交代するのは異常事態で、その重要な最初の事情聴取に渡辺竜王が同席するのは連盟が渡辺竜王サイドに立っていると感じていたら、竜王戦開催中の週刊文春での渡辺竜王の独占告発でこれには爆笑した記憶があります


三浦九段の問題は連盟の説明不足があり、渡辺竜王がブログで週刊文春の記事は概ね事実と書いていたので、この記事を中心に考えるしかないですが、週刊文春の将棋担当記者と渡辺竜王、島理事が繋がっている印象でそこも考えないといけないでしょう


さらに週刊文春発売後にすぐに羽生三冠王から抗議のツイートが流れたのを見るとこの根拠がいい加減な週刊文春の記事も精一杯渡辺竜王と島理事など連盟側に味方して書いていると考えるべきでしょう


今改めて週刊文春の記事を読んでいますが、10月15日から始まる竜王戦にトッププロ棋士の秘密会合が10月10日で三浦九段の挑戦権剥奪はあまりに早急すぎますし週刊文春発売直後に羽生三冠王の抗議のツイートがあったのを見れば本当に黒認定の結論が出たのかも怪しいです


さらに此の秘密会合のメンバーは竜王戦とA級順位戦に関係しているプロ棋士が多く利害関係者ばかりで意味はあるのか?と思いますし竜王戦挑戦者決定戦で3局対局した丸山九段は三浦九段のソフト不正を感じなかったと否定してプロ棋士でも賛否両論の印象です


また三浦九段の指し手のソフト一致率の根拠の千田五段の千田率も今は根拠として意味がないという流れになっていますし離席の多さも規約的に問題はないという流れです


そもそもソフト不正対策の規約の実施が12月からで規約的に三浦九段を処分する根拠もなく、最初の連盟が理由にした三浦九段の休場届の未提出も三浦九段が反論して書類のやり取りや録音テープがないなら言った言わないの平行線でしょう


この状況で連盟は羽生三冠王の意見もあり、第三者調査委員会を発足させて調査中ですが、それなら三浦九段の処分を撤回するのが常識で根拠を調査中で処分はそのままというのは非常識だと思います


今回の三浦九段の問題は将棋村の将棋脳の○○という強いプロ棋士が黒認定したから黒という非常識な根拠が一般常識では通用しないという流れで将棋村の将棋脳の「将棋が弱い奴はわからないから黙っていろ」が通用しなかったという事だと思います


さらに週刊文春に羽生三冠王が島理事に送ったメールの内容やプロ棋士の秘密会合が書かれるなど明らかにプロ棋士側が週刊文春にリークしている内容で三浦九段を週刊誌に売った仲間を売るプロ棋士の存在が見え隠れしていますが、仲間を売る人間はどんな酷い組織でも厳罰です


そして渡辺竜王が三浦九段のソフト不正疑惑で対局拒否をしたという事実があればプロ棋士のトップがソフトより弱いと認めたように見えます


実際雑誌で千田五段がソフトを使って教わって研究するのが一番強くなるという意味にも取れるインタビューもあり、プロ棋士の存在意義もぐらついています


今回の三浦九段の問題は連盟が三浦九段に魔女裁判で処分をしたという印象で連盟やプロ棋士が普通の感覚ではないのが知れ渡ってきて、こんな魔女裁判をやるような組織は公益法人として相応しくないという指摘があっても当然だと思います


また三浦九段の問題は三浦九段へのイジメやパワハラ、人権問題や冤罪でもあり、そういう事を平気にやる組織のスポンサーが読売新聞や朝日新聞や毎日新聞など新聞社なのも当然問題になると思いますしスポンサーのままならこの連盟のやり方を支持するという話になり、新聞社の記事に説得力が無くなります


さらにスマホの将棋ソフトより弱いプロ棋士は存在意義を問われそうで強さだけを売りにしても生き残れない時代になったと思います


将棋は歴史や品格やブランドがなければただのボードゲームになりますので、今回の三浦九段の問題は連盟とプロ棋士の不要論に繋がっていくと思いますしこの問題で連盟とプロ棋士の寿命は大幅に縮まったと思います


さらに三浦九段はあの福田元首相の一族で公益法人の管轄の官庁にも一族の人がいるという話も出ていますし読売新聞のナベツネさんとの関係も深いので三浦九段はリアルに政治力がありそうでよく連盟や渡辺竜王一味はこんな魔女裁判をしたと思います


今後の三浦九段の問題で注目は三浦九段が裁判に踏み切るのかという話と連盟の公益法人廃止や新聞社のスポンサー離脱が行われるかという話だと思います


この公益法人廃止や新聞社のスポンサー離脱が起きたら連盟は破綻するかプロ棋士の大リストラが行われそうで将棋村の将棋脳の感覚で最後まで突き進むと連盟やプロ棋士の不要論に繋がっていくと思います


個人的には連盟も三浦九段も和解が一番ダメージが少ないと思いますが三浦九段側の和解条件は竜王戦やA級順位戦の損失の補填や魔女裁判の中心メンバーの将棋界からの追放が条件になるでしょうから連盟にとってはかなり厳しい条件になると思います


今後の展開に注目しています