この新しい時代に地方自治体はどう変わるべきか?を考えるともう一つ補足したいことがありました

3、国際競争力を上げて特徴的な長所をPRする。

まずは国際競争力が上げるには新しい時代に標準化されているインフラ整備が急務になってきます。IT化や物流や金融など新しい時代に対応するために世界中でインフラ整備されています

この国際競争力のための標準的なインフラ整備がなければ、企業や住民はハンディキャップの中で仕事をすることになります。公共事業を中心に国際競争力のためのインフラ整備をする感覚がなければ費用対効果が期待できないし企業や個人の誘致にすごく不利になります。

こういう感覚は日本は行政にはあまりなく経営者的能力がある組織への改革が必要でしょう

そしてその地方自治体の長所の武器がなければ厳しく、そこへ資金や人材を集中させる必要があります。「私の地域は○○が強い」とPRできる必要があり、他の地域から企業や人を引きつけないとダメな時代になります

だからその地域の長所のために教育も改革して人材育成をする必要があり、これは学生向けだけでなく社会人向けにも必要だと思います。ITや金融や農業や観光などその地域の武器のプロ育成の環境整備が必要になってきます。地域住民を巻き込んでやるしかないでしょう

なぜ今の地方自治体ができないかというと厳しい現実を住民に説明したら、地方自治体の責任を問われ改革を迫られるからでしょう。現実逃避をして微妙な関係で先送りをしています

また厳しい現実から改革をすれば、地方自治体は今までの組織を「自己否定」しなければならず、職員達の存在意義に関わってきます

それが地方衰退の大きな原因になっていると北海道に住んでいて思います

今回書いた3つの必要なことを行えば地方活性化につながると思います。明日以降は私が住んでいる北海道を例に当てはめてみます。今の北海道の「自己否定」の必要性がよくわかると思います