久しぶりに北海道の行政経済ネタを書いてみようと思います。北海道復活の第一歩は1983年の横路知事誕生でできたシステムの「自己否定」でしょう。

北海道は30年近く不況が続いていますが、それは北海道のシステムが周りと相性が悪いからだと思います。だから北海道のシステムを変えれば活性化する可能性が高いでしょう

まず北海道は「周りが北海道に合わせろ」という考え方ですが、「周りに北海道が合わせる」に変えないとどうしようもないでしょう

そして周りが今はどういう状況か道庁や市町村の役所には全然わからないですが、閉鎖的で変化を嫌い現状維持最優先の「肥大化した官組織」には当然のことです。今の「IT情報化時代」はスピードが重要なので、北海道がこのシステムである限り衰退は続くでしょう

そして北海道の179市町村は細分化しすぎて波及効果がなく、開発局と道庁支庁と179市町村の2重3重行政の解消をしなければならないでしょう

私はそういう多重行政を解消して5万人規模くらいの「中核市町村」にするべきだと考えています。当然仕事をこなすために「役所のIT化とマニュアル化」が必要なので一気に効率化してスピードが早くなります

そして北海道のITと物流のインフラ整備をやれば、周りの状況に適応してきます。余った役人達をどうするかという問題はありますが、中核市町村のビジョン作成と企業や人の誘致の仕事に集約していくしかないでしょうし起業関係の仕事の対外的窓口になるというのもいいと思います

北海道の横路知事誕生の時代から周りはすごく変化しているので、当然行政機関の役割も変わりますのでシステムを大きく変えないと北海道は生き残れないでしょう。

だから北海道の今のシステムを日本や世界の標準と比較してどんどん「自己否定」していくことが必要です。だから私が北海道知事に誰が一番いいかという話にGEの前CEOのジャック・ウェルチ氏の名前を挙げました

彼のGE時代の改革は凄まじいの一言でアメリカの大企業のGEもあそこまでやらないと「IT情報化時代」には生き残れないのかと思いました

はたして北海道はそこまで腹をくくって変われるかで活性化するかどうかが決まるでしょう

北海道は立地条件と人口規模と潜在能力を考えれると繁栄できる可能性がかなりあり、道州制のコストを考えても中核市町村くらいの大胆な改革が必要でしょう

北海道は道州制で復活できる可能性があると思います