このブログをいつから始めたのかをみておりました。
2014年の12月が最初の投稿で、
何を書いていたのかを調べておりましたところ
久留米大学名誉教授の井上明生先生のセミナー動画がありました。
当初は、関節温存術後の成績不良例の改善にジグリングを勧められておられたそうですが、
次第に保存療法としてジグリングを取り入れられたとのことでした。
下記動画の35分くらいからは術後の保存療法、保存療法のみでの改善例をご紹介されておられます。
また、先生のご研究、患者さんの観察からジグリングに適した股関節の状態を開設されておられます。
変形性股関節症と診断された、また、股関節に違和感を持たれておられる方には、
一度ご覧いただきたいと思い。
URLを掲載させていただきましたので、ご参考になれば幸いです。
第41回日本股関節学会ランチョンセミナー (youtube.com)
締めくくりとして、ご講演の最後に
再生医療が最善の治療であるとおっしゃっておられたことばが特に印象的でした。
・年齢に関係なくジグリングの効果は期待できる
・1日2時間を目標にジグリングを指導
・関節の状態を維持するためには1日30分程度のジグリング
・ジグリングの効果がでるまでには1年から2年
・関節に負担をかけない生活を心がけることでこの期間を短くすることも可能
以上が、およそのポイントとなります。
股関節に違和感を感じられている方は、
35分くらいから15分程度ごらんいただいて、今後の治療にお役立ていただいてはいかがでしょうか。
手術のみをすすめられる医師、とは違った井上先生の患者さんに寄り添ったアドバイスがみつかると思います。