そんなに昔ではないこの1枚の写真。これは、今から4年半前の2012年5月18日のお昼に誕生日の差し入れのお寿司を届けお酒を前に機嫌よく座っている父の姿。
今は「あわしま」さんの施設にお世話になっています。
先日主治医の先生に呼ばれ現在の状態をうかがいました。体調を崩し熱も上がったり下がったりを繰り返し尿も出ず咳、たんが続き口に入るものも栄養となっておらず体力も落ちている。
その報告を聞き、この週末姉が横浜から帰って来てくれました。
ケアマネさんからの話だと熱も下がり少し多少、回復傾向とか。
空港に到着し、その足で病院に行くとちょうど夕ご飯の時間でした。
介護のスタッフの方に代わって姉がムースのような流動食をスプーンに刻んで乗せ口に運ぶと目を瞑りながらも上手に大きく口を開け食べていきました。
その食欲に姉も少しほっとしたようでした。
ただ今に始まったことではありませんが、どんな質問をしようが話しかけようが言葉としては戻ってきません。
当然「私わかる?」「じゃ、俺は?」と言ってもわかりません。
時折、解ってか偶然か首を縦、横に振っている。
あのお父さんが認知症になり、このような状態になるとは昔一緒に働いていた当時を知ると考えられない事なんです。
話しかける。すると一生懸命自分の頭の中で考えようとする。
目がいろんなところを追っかける。
頭の中に広い明るい草原があり、そこを漂っているようなそんな感じなのでしょうか?
手をほっぺに当てるとこの通り。
愛猫ポニョのように気持ち良さそうに寄せてきます。気持ちがいいのでしょう。
でもきっと会いに来てくれて喜んでいると思います。
また話がしたいがん、お父さん。眠たいだ~?目を開けて喋りないや~。
会話がもし出来たらやはりお酒の話かな。
「駅ビルのあやめ亭に行きたい。団十郎のおでんが食べたい。寿司は両国だ!」なんて言うんじゃないでしょうか。
いつかまた喋れるといいな。
1泊2日の帰省ではありましたが姉に帰って来てもらうと本当にうれしい。
僕が親元離れ遠くに住んでいたらどうだろう。こんな風に帰って来れたかな。
姉や子ども、身内、親戚などが帰って来た時に休める場(家)だけは守っていきたいと思いました。
今週はもう12月に入ります。日に日に寒くなってきました。
皆様、体調にお気をつけくださいませ。
それでは、今日も一日、頑張っていきまっしょい!

