僕の一日


「あの夏の子供たち」。とてもいい作品でした。ミア・ハンセン=ラナ監督作品で、父は仕事を愛し、家族を愛し、人生を映画プロデューサーとして謳歌していましたが、経営が悪化し、悩みを誰にも愚痴らず自殺してしまいます。残された妻と三人の娘。幼い娘は「パパは私たちのことを考えずに死んだの?」と投げかける場面。そして最後に父のいた事務所から思い出の品だけを許しを得て持ち出す家族。会社を後にする時、「さよなら清算人さん」と言い、泣きながら車に乗り込む残された家族。でもきっとこの子たちは優しかった父の姿を一生忘れずに再出発することと思います。映画の最後に流れるドリス・デイの「ケセラセラ」。

皆さんもよくご存じの曲だと思います。日本語訳だとこんな感じです。


 まだ少女だった頃

 ママに尋ねたの 私の将来を

 私きれいになる?

 お金持ちになる?

 ママはこう答えたわ

 ケセラセラ

 なりゆきに任せるだけよ

 先の事なんかわからないわ

 ケセラセラ

 なりゆきに任せるだけ



僕の一日


今日は父の84才の誕生日。お昼に「よし喜」さんのお寿司届けるから待っててと電話し、訪ねました。

お酒や酒のアテも渡し喜んでくれたのですが、なかなか食べようとしてくれません。変だな~と思い聞いてみると「12時が待ち切れんで、さっきカップ麺といつものお弁当を半分食べた」と。叫び

食欲は旺盛のようでした。「最近飲みに出てなくて近所にあるこじんまりした居酒屋さんを見つけて、どんな店だか覗くだけ覗いて来たけんまた行かい!なんならこのお寿司屋さんでもいいで」と、元気な笑顔で誘われました。また美味しいお酒飲みに行こうと答えました。

でも、無理は禁物。なかなか思うようにしてあげれる事は出来ないけれど、いつまでも長生きしてください。

「先の事なんかわからない。なりゆきに任せるだけ」父の顔がそう言っているようでした。