今日は母の命日でした。

お昼休みに寺町までオートバイで墓参りに行って来ました。

それまでなんとかもっていた曇り空もお寺に着くと一気に泣き出してしまいました。

ほぼ片手運転に近いような花を左手に握りゆっくりと運転して行ったのですが、「そんな怖い運転はやめなさい!」と叱られたような気がした雨でした。


七回忌を迎え何の成長もなく過ぎて行ったこの七年。

母は天国でどう見てくれているのだろう。

悲しいかな一年一年思い出が少しづつ消えていきます。

奥津温泉に行った時どんな顔をしていたかな。 運動会の時どんなお弁当を作ってくれたかな。

大学で大阪に行き夏休みに帰省した時、最初にどんな会話をしたかな。

すべて記憶と共に母の優しい笑顔がなかなか思い出す事ができなくなりました。

病気と闘い亡くなったせいか入院中の顔がどうしても最初に浮かんできてしまいます。

足がむくんで足をさすってあげると「あ-気持ちいい。ありがとう。でもお前もう明日疲れがでーけん、帰りない。」

なんでこっちの事に気いつかわないけんだーかと思うほど、最後の最後まで気丈にふるまっていました。

出来る事ならもう一度話をしてみたい、今日こげな事があったよなんて聞いて欲しい、最近よく思います。

自分も親として子供に何が出来るというわけではないですが、人を思いやる気持ち、ハートの温かい人間に育てることが出来たら何も思い残すことはありません。


親は何人もいません。命を授けてくれた尊い人です。この世にいろんな思い出を作らせてくれた人です。

皆さんも両親を大事にしましょうね!