ジャーナリストの筑紫哲也さんが肺がんの為、73才でお亡くなりになりました。昨日、TBSテレビの特番を見ました。がんを発病してから、この月7日亡くなられるまで壮絶な戦いだったと思います。番組中、最後の多事総論のオンエアがありました。その中で「これだけは言いたいなと思っている事は政治の世界というか、この国全体が随分ガタがきているいんじゃないかと。先が暗いんじゃないかという思い。自分達の国が凋落するというか落ちていっているんじゃないかという思いが世の中に広がっています。その広がっている中でいろんな事がありすぎる為によくよく政治ひとつを取っても中身がわからない。何が選択肢なのかわからないという気がします。でも私はそうじゃないと思います。病気をしまして毎日テレビに出るのから距離を置き遠くから眺めているとある意味で問題は単純なもんなんですね。政治とは古典的には世代の間でパイを奪い合う、つまり若い世代の為にこれからの世代の為にどの位お金を使うか。世の中の為に尽くして来た高齢者の為にどの位お金を使うかそれの配分の争い、それが政治の基本だということなんです。ところが、私たちの国の今のおかしさというのは何なのかというと実はどっちにもいっていないんです。つまり未来にも投資していない、過去にも投資していない。(中略)この国は一言で言えばガンにかかっている。そうやってみると難しくも何ともない。起きている事は非常にはっきりしている。それに対して私たちがどうするのか、何をやるのか。やれる事は簡単ではない。しかし問題はここにあるんだと言うことははっきりしないと何事も始まらない。その上で、それに向かって戦うのか、それに負けるのか。そこが私たちに迫られている選択肢だと思います」 と約5分間の話を聞きいってしまいました。わかりやすく、そして魂のこもった最後のコメント。悲しくも未来へ向けてのコメント。僕たち生きている者たちへの熱い想い。ヒシヒシと伝わってきました。回りを見渡せば多くの40代の働き盛りの優秀な人材も埋もれていってます。時を同じくしてアメリカでは、オバマ次期大統領47才、スポーツ界では埼玉西部ライオンズの渡辺監督43才。40代の活躍も様々な分野で光っています。40代パワーで僕も少しでも引っ張っていけたらと感じずにはいられませんでした。