数々のエフェクターがあるなかで、異色の音色を放つHOTCAKEがありますが、回路図も比較的簡単でちょっと難解な感じで?
名前も良いですよね、「ほっとけーき」
おいしそうじゃん!???
ってことでシミュレーションしつつ、いろいろ定数とかいじって遊んでました。
しかし、シミュレーションすると、狙ってる感がバリバリなのが伝わってきます。
プレゼンスノブがある3ノブ仕様をシミュって見ました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140303/12/toppi-7/df/fe/j/o0800047512863647380.jpg?caw=800)
Gain0でのシミュです。
入力はハムと同等と言われている200mv、若干歪んでます。
恐らくシングルコイルで丁度良くなるように調整されているのでしょう。
実際に弾いて見てもハムよりもシングルって感じです。
バイアスを少しずらしているからでしょうか? 上側から歪み出していますね。
ローもハイもガッツリだしつつ、プレゼンスノブでハイカットしていくかんじ。
周波数特性を見る限りではRAT、Timmy同様の2段構造ですね。
次はGainを最大にしてみましょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140303/12/toppi-7/11/d1/j/o0800046312863647381.jpg?caw=800)
これは狙いすぎでしょうwwww
Gainをあげると、1.2khz辺りをピークに高音域はカットされます。
この高音カットが、Hotcake独特のハイをかもし出しているのでしょうね。
しかしシミュだけじゃ分からない事があったりして、このペダルはギターのVolの反応がめちゃくちゃ良いのです。
回路的には非反転増幅なので、入力インピーダンスの影響を受けにくいはずなんですけどね。
一体なぜそうなっているのか、ちょっと研究する必要がありそうです!!!!