昨年は、国宝阿修羅展に行って、その人での多さに驚いた。仏像ブームと阿修羅像の魅力が人を呼んだ。
3カ月に一回、お茶の水の病院に通院している。長かった保存期と、透析導入までお世話になった医師の所へ、セカンドオピニオンを求めるという形での通院だ。先生と始めて会ったのは、大学生の頃だから、お互いに年をとっていった。検査等を含めて、今の透析クリニックで十分なのであるが、先生が退職するまで通おうと思っている。
 それに、都心に出ていくいいきっかけとなるのだ。阿修羅展の時も、診察をはさんで、午前中と午後の2回、見学した。その時は、国立科学博物館と国立西洋美術館の展示もついでに見学した。透析患者は障害者手帳を持っているが、公立(今は独立行政法人が多い)の博物館や美術館は、介助者1名を含めて、入場料が無料となる。
そう、阿修羅展で、海洋堂のフィギュアを予約で買うことができた。当初の売店での販売は、即、売り切れとなってしまった。中学生の時の修学旅行は、関西であったが、その時、お土産に阿修羅像が買いたかったが、予算の関係で買えなかったことが、ずっと頭に残っていた。なお、高校の時も、関西が修学旅行先であった。

 さて、阿修羅像も、作られた当時は、彩色されていた。ひげもあったように記憶している。歳月が、彩色を落して、時間という要素が、仏像に新たな美をもたらした。奈良のお寺さんにある国宝や重要文化財の仏様も、当初は金ぴかの派手な造形であったらしい。日光輪王寺の仏さまのようだったのだろう。
 薬師寺の薬師三像も、黒光りをしているが、最初は光輝いていた。それが、今は、黒光りの仏様として尊ばれている。日本人の好きなわび・さびに通じる。
時間が造形の手を加えた仏様の姿の方が、金ぴかよりも、日本人の好みに合っているのだろう。

 今回のニュースでは、4月放送予定の古代史ドラマ「大仏開眼」のロケ撮影で使用された実物大の樹脂と発砲スチロール製の大仏様の半身像が公開されているというものだった。
大阪市中高区の難波宮公園でお目にかかれるという。やっぱり、創建当時の大仏様は、派手な色であった。やはり、ちょっと違和感を感じてしまった。
 
『高さ・幅約9メートル、奥行き約4.5メートル、重さ約2トン。史料を基に、聖武天皇が建設した奈良・東大寺の大仏を再現。主な材料は樹脂と発泡スチロールだ。

 NHK大阪放送局開局85周年記念事業「BK85さくら祭り」の一環で展示。公園を訪れた人たちは極彩色の表情豊かな大仏に驚いた様子で見入っていた。』 
 昨日、ついに部屋の片隅に置きっぱなしになっていたMacintosh Perfoma 5210 が回収されていった。
僕の最初のパソコンであった。それだけに愛着は強かったが、一体型のモニターが壊れてしまって、それまでに入れたデータも見れなくなった。ただの思い箱と化したのが現実であった。
 マックが来てから、毎日が興奮の連続であった。パソコンの歴史は、マックが最初にガレージから、二人の学生の友情から生まれたことから始まった。その意味で、ウインドウズは、マックのパクリにしか見えなかった。
 マックは、ウインドウズの登場以来、だんだんとその居場所が少なくなった。しかし、熱烈なファンはマックを愛し、今も、マックは生き残っている。

 回収に出す時に、抱きかかえて持ったマックは、とても重かった。当時は、とても新鮮な存在であったのに、陳腐化して、単なる塊と化してしまったが、パソコン入門には最適な機種であった。クラリスワークも今は、存在しないのでないのか。今のパソコンは、メモリにしても、当時のマックと比べ物にならないくらい進歩している。
 パソコンの進化のスピードは速すぎるくらい。雑誌は、「マックがいちばん」が良い入門書だった。キーの打ち込みから、簡単なポスター作りまで、分かりやすく説明してくれた。本の名前が、マックへのファンの声を表わしている。
 よくフリーズした。コンセントもよく抜いた。

 さよなら、僕の最初のパソコンの先生。今では、ついにウインドウズを使うようになってしまった。でも、いつか、また、経済的に余裕が出たら、マックを使いたい。

 マニュアルがたくさん残った。持っていても仕方ないので、まとめてゴミ出しか。プリンターも粗大ゴミに出す。

 ありがとう、Macintosh Perfoma 5210。あの毎日のドキドキ感を忘れないよ。やっぱり、「マックがいちばん!」