季刊 SEXUALITY (セクシュアリティ) 2009年 10月号 [雑誌]

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今、雑誌「季刊 SEXUALITY (セクシュアリティ) 2009年 10月号」を読んでいる。特集は、「障害のある人達と性と生」という重要なテーマである。この特集は、数年前から企画されていたものだが、東京都の教育委員会と都議会議員、それに産経新聞というマスコミによる「都立七生養護学校(現支援学校)」で行われていた先進的な性教育に対する不当なバッシングがあり、遅れていたものである。その不当な弾圧に対して行われていた「こころとからだの学習裁判」の第一審による勝訴、又、政権交代による障害者自立支援法の廃止への動きという時宜を得て、出版された。
障害者にとって、性の問題は重要な人権にかかわるものである。旧来の「寝た子を起こすもの」「表には出してはいけないもの」「強制的に抑えるもの」等の、不適切な考え方は、まだ、社会にも根強く残っている。
そうした大切なテーマの特集を、今、読みながら考えている。
さて、我々透析患者にとっても、表にはなかなか出ないが、性に関する問題点は存在する。男性患者の場合、EDとその対処法の一つとしてバイアグラの使用ということが問題にされることがある。また、女性の場合は、妊娠・出産という問題がある。
先日、サークルにある劇の宣伝に関係者がやってきた。チラシ持参で、健聴者であるが、手話を交えて観劇を呼び掛けた。その時の劇のPVがYouTubeにあったので、アップしてみた。
その劇の題名は、英語であったが、日本語に訳してみることはできなかった。性に関する言葉が含まれていたからだ。サークル員は、劇の題名に関しては、良く分からなかった人が多かったようだった。その時、その女性の性器を意味する手話を関係者の人が使った。これも、分からなかった会員が多かったのではないか。
聞こえない友人は、性に関する手話と使うことがあるが、まず、講習会などで、そうした手話を教えられることはほとんどないのではないか。
人間にとって、性は大事なことである。性に関する言葉も、当然、手話を習う上では必要となると思う。しかし、そうした言葉も個人的な付き合いの中から覚える機会しかないようだ。
以前、大阪で手話本が出版された時に、性に関する手話が巻末に袋とじで記載されたと聞いたことがある。是非、読んでみたいと思っていたのだが、見つけることが出来なかった。それに、大阪で出された本なので、大阪を中心とした地域手話の可能性が高い。
さて、劇は俳優座劇場で上演とのことであった。大学生の頃は、良く、俳優座に行って観劇したものだった。俳優座が建て直されてからは、まだ、行ったことがないので、その劇も観て観たかったが都合が悪く、行くことが出来なかった。もし、再演されるなら観てみたい劇である。