年末に録画した政治の討論番組を見ていて思いました。
今、国の経済は破綻しようとしている。
この根本的な原因は何だろうか?
そこが明確でなければ、すべてが表面的な議論になってしまいます。
番組の討論の中身は「大型増税をすれば国が救われるのか?」
「中央銀行が救ってくれるのか?」
などでした。
しかし明快な答えを出してくれる人は1人もいませんでした。
話を聞いていて能力のある人達だとわかるのに、希望の持てる解決策が無いんです。
ただ問題を先送りしているだけのように感じました。
そこで思いました。
今の日本が抱えている根本的課題は、今のリーダー達にある。
究極的にはリーダーを生み出した土台に課題が潜んでいる、と。
その今の日本のリーダーを生み出した、直接的な「土台」とは何でしょうか?
それは教育です。
産業革命以降の分業化された仕事の在り方、極端に言えば工場で働く人達を育てる公教育に課題の発端があります。
効率化を求めるあまり、世界は細分化され、分解され、そしてバラバラになってしまった。
社会は変化し一部の仕事をこなすサラリーマンや専門家であふれています。
一部の仕事をこなす人達に「欠けがちな要素」とは何でしょうか?
それは「価値を創造してゆく」という意識です。
心のどこかに会社から、もしくは社会システムからでも「価値をもらおう」という依存的な発想があると、全体の意識は濁ってゆきます。
ですから国民全体が「価値を創造してゆこう」という意識に目覚める必要があるのです。
価値を創造する発想を最も持っている人はどこにいると思いますか?
それは、経営者です。
経営者は生きてゆく為に毎日、価値を創造することばかり考えておりますから。
30兆円の国の税収を誰が作っているのでしょうか?
それは仕事をしている人達です。
仕事をしている人を雇用しているのは誰ですか?
それも、経営者です。
優秀で思いやりを持った経営者を多く育てることが、今の学校教育のテーマであるべきです。
その中から国のリーダーも誕生するに違いありません。
学校では、生き方や道徳などの美しい心を育てることと同時に、価値を創造する実際的な学習が必要です。
実社会のビジネスと教育を統合する時です。
それは競争ではなく、『共創』という在り方でなければなりません。
教育の世界にたずさわれることに感謝し、徹底的に今年は教育の方法論を追究し、実践してゆこう。
そう決意した正月でした。