「エンジンだけを搭載した自動車は生き残れない。エンジン車がなくなるのは自動車メーカーにとって天変地異だ」(日本経済新聞)
個人的には世界的にみてEV(電気自動車)はあまり普及しないと考えている。
日産のリーフが新モデルで一回の充電で従来より約2割長い280kmを走行できると言うがそれでも航続距離ではるかガソリン車に及ばないどころか、FCV(燃料電池車)にも遥かに及ばない。
充電時間も30-60minuteも掛かる上、充電費用は一回せいぜい$3がいいところ。これではgas stationからの切替えは難しい。
FCV(燃料電池車)なら充填約3分費用だと今のgas価格とほぼ同程度。
しかしながら、米国ではことごとく倒産した電気自動車ベンチャーの中で生き残っている米テスラモーターズのイーロン・マスクが指摘する通りFCV(燃料電池車)の水素stationの設置には一ヶ所当たりgas stationの約5倍の5億円程度が掛かり、「インフラ整備は難しい」と言う側面も確かにある。
環境規制が厳しいCaliforniaなとではEVの販売に偏っているが、トヨタ幹部は「充電時間の短縮する技術のメドは立っていない」と指摘する。
FCV(燃料電池車)はHVやEVなどの技術が活用できるので電気メーカーやIT関連企業の事業拡大のチャンスが広がるが、一方で既存のエンジン部品メーカーなどは事業構造の転換を迫られる事になるわけだ。
FCV(燃料電池車)は二酸化炭素を排出せず、走行距離も長い。水素の充填に掛かる時間もガソリン車並み。
トヨタの幹部が言う通り次世代環境車の本命だと思う。
マービン・バウアーの言う「企業が躓くのは、正しい問いにまちがった答を出すからではなく、まちがった問いに正しく答えるからである。多くの企業が、まちがった状況判断、まちがった前提の上に最善の決定を積み重ねていって、次第に窮地に追いつめられていく。」
issueの本質は「どうしたら低コストで水素stationを開発してインフラ整備を加速できるのか?」と言うことの様な気がする。
どちらにしても今まで通りの自動車メーカーの下請け仕事だけでは10年持ちこたえられないだろう。