チーキョフテを作っています。 | トルコ料理トプカプのエンドレスなサバイバル生活!

チーキョフテを作っています。

こんにちは、トプカプのバスマジェです。
ランチ営業が終わって、夕方からのディナー営業が始まるまでの合間が、私の仕込みタイムです。
さっき、チーキョフテを作りました。
チーキョフテとは、直訳すると生団子。
昔は、生肉を入れてコネて作っていたんですよね。
わたしが初めてトルコに行った20代の頃なんて、義実家に義母や叔母さん、近所の主婦の方たちが集まって、キッチンにマットを敷いて輪になって座り、皆でチーキョフテを作っていたっけ・・・。 
私が「生の肉はちょっと・・・・」 と、若干不安で躊躇していると、「じゃあ、クミコには肉を入れないチーキョフテを作ってあげるわね」と、肉なしバージョンを作ってくれたんですよ。 素朴なんだけど、実にトルコらしい味で、3個4個も食べてしまったものです。
 
でも現代は、衛生的な理由で生肉を入れるのが禁止となり、トルコでもチーキョフテは肉ナシで、ブルグル(トルコの挽き割り小麦)だけで作るようになりました。
日本も、昔はブルグルなんて手に入らなかったけど、今はありがたいことに仕入れてくれる業者さんがいてくれるので、トプカプでもメニューの中にチーキョフテを入れることができています。
 
チーキョフテは作るのが簡単で、特にコツ要らず(笑)
小腹が空いたときに食べるスナック的ポジションですかね。トルコにはチーキョフテ専門店もありますが、私が作るのはあくまでも、義母さんたちが作ってた家庭で作るチーキョフテ(の肉なしバージョン)
 
材料は、まず細挽ブルグル(トルコの挽割り小麦)
200g

ビベルサルチャ おおさじ2杯ぐらい

青ネギ2~3本(タマネギで作る人もいます)
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塩 小さじ2杯 粗挽き唐辛子小さじ1~2(お好みで)
ドライミント 小さじ1杯 黒こしょう 小さじ1杯
クミン小さじ1杯
 
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ザクロソース こさじ1杯

 

オリーブオイルおおさじ2杯

 
 
まずブルグルをボウルに入れ、沸騰したお湯を
入れます。量は、ブルグルの深さの1.5倍程度まで。
(わかりにくいですね。お米を研いで炊飯器に水を入れたのと同じぐらいの割合)
 
そして、フタをして20分程度蒸らします。
 

 

下の写真は、蒸らされて膨らんだブルグルの様子です。

お湯はすっかりブルグルに吸われてしまいます。

 

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ブルグルの上に、上記の材料を全部入れてください。

 

 

そして、使い捨ての手袋をはめたら、ひたすら混ぜて。

混ぜて、混ぜてまた混ぜて、ねっとりとしたら出来上がりです。

 

お団子型にまとめます。 プロのチーキョフテは、ギュギュっと手形をつけたような形にするのが常だけど、私が作るのはお義母さんが作ってた丸型。


これを生野菜にのせてパクリと食べると美味しいです。
材料が手に入ったら、ぜひご自宅でも作ってみてくださいね。

 

 

 
 
さて、そろそろディナーの準備です☆
昨日からディナー営業を再開したんですが、まぁ・・・ほんとに静かですこと笑い泣き
ジタバタしても始まらないですけどね・・。
近日中に、新しい宅配メニューのお知らせを、FaceBookの方でUPしますので、良かったらご覧くださいね。

ソーシャルディスタンスを大切に。
ゆったりとしたお席をご用意しています。

それでは、また。
バスマジェ久美子でした。