レッグ&ショルダー久千代
ここ2~3日で、更に、一気に老けたようながする。
以前なら難なくこなしていた諸処の仕事や作業も、
他人に任せると、なんだか、いつも違うものが出来上がってくる。
となると、同じ作業をもう一度自分でやることになる。
もう一度同じようなことをするわけだから、結論「期限が足りない」。
だから、締め切りの帳尻を合わせるために自分の仕事に加え、
もう一つ、仕事が加算される訳だ…
仕事というよりも作業だな。
昨晩も久千代に必要な店内の様々なことを睡魔におそわれる暇もなく
モクモクとやっていた。
トプカピレセプションの早坂さんも“眠眠打破”で自身を励まし、
私はモッカ横山店長が絶大なる信用をおいてやまない、
“キューピーコーワゴールド”。
この瓶を見ながら、これ全部飲んだら楽になれるかな~
とつぶやいてみる…
ふと、セミナールームを見てみると
おしゃれ番長だか、ブランドプロデューサーだかのアキオ君が、
染物屋まがいの袋印刷を一つ一つ手作業で行っている。
口にインク塗布用のヘラをくわえて。
シルク印刷だから電気は暗く、まるで鶴が機織りをしているかのようだ。
「庭山さん、俺、前世何かしたんでしょうかね」
「したんじゃない?」[#IMAGE|S15#]
「毎晩毎晩、日を追うごとに仕事量増えてませんかね」
「気のせいじゃない?」[#IMAGE|S32#]
「じゃ、庭山さんの目の前に積んである資料の山や
カレンダーに書かれている〆切も、幻ですかね?」
「燃やすか!燃やしてしまうか?」[#IMAGE|S31#]
お腹は減り、多少気が狂い始め、目つきが悪くなり、乾燥し、シワは増える。
人に任せられない人間たちの真夜中の宴…
早坂さんのミーゴレンを盗んで食べる
私の焼きおにぎりが一つ足りない!
ボッサムシティ「トプカピ事務所」
久千代スタッフさん、
あとはお願い
これから忙しくなることを知らない笑顔の諏訪さんと佐藤さん お幸せに。[#IMAGE|S21#]
遠い、上所より愛をこめて。
さあ、明日は東京。明後日は結婚式。そして東京に逆戻りだ~!
一瓶飲んでやる~