きょうの国内市況(11月28日):株式、債券、為替市場
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●日本株は小幅続落、米景気懸念と円高、高値警戒-輸出や金融が軟調
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28日の東京株式相場は小幅続落。米国の金利低下で米景気の先行きが懸念されたほか、為替の円高推移が嫌気された。相場全体の高値警戒感も根強く、輸送用機器や電機、機械など輸出関連株、証券や銀行、保険など金融株が安い。
- TOPIXの終値は前日比0.2%安の2376.71
- 日経平均株価は0.1%安の3万3408円39銭
円相場が対ドルで一時147円台後半まで強含むなど、円高進行を材料に上昇して始まっていた主要株価指数はマイナス圏に沈んだ。TOPIXに採用される2155銘柄のうち、上昇は1233、下落は831。売買代金上位ではトヨタ自動車やデンソー、ホンダ、資生堂、TOWA、ゆうちょ銀行、東京海上ホールディングスなどが下げた。
半面、業種別では卸売やサービス、小売、ゴム製品は上昇。個別銘柄では、新たな中期経営計画を前日発表した双日が急伸。ファーストリテイリングや味の素も買われ、政府のクラウドサービス事業者に選定されたさくらインターネットも高い。
●長期債が上昇、米長期金利の低下受け-40年入札弱めで超長期債は軟調
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28日の債券相場は長期債が上昇。米国の長期金利が住宅関連統計の低迷を受けて低下した流れを引き継いだ。40年国債入札が弱めの結果となり、需給悪化への懸念から40年債など長いゾーンの超長期債は軟調となり、相場全体の重しとなった。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、入札結果を受けて超長期債は軟化したが、先物や現物債の中長期ゾーンは比較的落ち着いた反応にとどまったと指摘。「生命保険の潜在需要は強いとみており、相場が継続的に崩れていくイメージにはならない」との見方を示した。
新発40年債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い1.955%となり、新発30年債利回りは一時2bp高の1.72%を付けた。新発10年債利回りは午前に0.745%に低下した後、入札結果を受けて0.765%まで低下幅を縮めた。
新発国債利回り(午後3時時点)
| 先物 | 2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
| 145円85銭 | 0.055% | 0.325% | 0.755% | 1.500% | 1.705% | 1.955% | |
| 前日比 | 15銭高 | -0.5bp | -2.0bp | -1.5bp | -0.5bp | +0.5bp | +2.0bp |
●円上昇、米金利低下や月末需給で-対ドルで一時1週間ぶり147円台
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28日の東京外国為替市場の円相場は上昇し、対ドルで一時1週間ぶりの147円台を付ける場面が見られた。米国の金利低下・ドル売りで円が買われた海外市場の流れを引き継いだ。月末に絡んだ円買いの動きも上昇に寄与した。
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スタンダードチャータード銀行の江沢福紘フィナンシャルマーケッツ本部長は円強含みついて、米金利低下につれた動きだと説明。前日の米株式が下落しクロス円の上昇要因が弱まったことからも円買いが進みやすい地合いになったとし、きょうのスポット取引の決済日が11月30日に当たることから月末関連の取引も円を押し上げたと言う。
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