日本株3日続伸、米利上げ見送りを好感-TOPIX2カ月ぶり上昇率
Winnie Hsu、田村康剛更新日時
日本株は3日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を据え置き、追加利上げ懸念も後退した。TOPIXは週間で3%高と3週ぶりに反発した。週の上昇率としては8月最終週以来およそ2カ月ぶりの大きさになった。
- TOPIXの終値は前日比0.5%高の2322.39
- 日経平均株価は1.1%高の3万1949円89銭
トヨタ自動車は1.8%上昇し、TOPIXの上昇に最も貢献した。構成銘柄2156のうち1116銘柄が上昇、956銘柄は下落した。
東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジストは、米長期金利の低下を受けてグロース(成長)株を中心に買いが入ったと指摘した。
パウエルFRB議長は12月の次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げを決定することはあり得ると示唆した一方、引き締め局面が終了した可能性も認めた。
IGマーケッツのアナリスト、ヘベ・チェン氏は、FRBが政策金利を据え置いたことで、ストレスの多いアジアの株式市場や為替市場に新鮮な空気が吹き込まれ、投資家は市場心理の好転がすぐそこまで来ていると予想するようになったと述べた。
インサイト
- 東証33業種中18業種が上昇-サービスが上昇率トップ、その他金融が下落率トップ
- MSCIアジア太平洋指数は1.4%上昇
- 年初来ではTOPIXが23%上昇、MSCIアジア太平洋指数は0.9%下落
- TOPIXの12カ月先予想PERは14.3倍
背景
- FOMC、利回り上昇で利上げの必要性低下と示唆-選択肢は残す
- 1日の米10年債利回りは4.73%と20ベーシスポイント低下
- 米ISM製造業指数、3カ月ぶり低水準-自動車ストの影響示唆
- ドル・円相場は1ドル=150円台前半で推移、前日の日本株終値時点は151円31銭
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE