日経平均は反発、米決算受け半導体装置など上昇-TOPIXは続落
日高正裕更新日時
25日の東京株式相場は日経平均株価が3日ぶりに反発。米半導体メーカーのエヌビディアの売上高見通しが市場予想を大きく上回り、半導体製造装置株などに買いが入った。為替相場で円安が進んでいることも追い風だった。
半面、TOPIXは3日続落した。米債務上限交渉の難航などが相場の重しになった。米金融株の下落を受けて、日本でも保険や銀行株が安かった。
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市場関係者の見方
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
- 米エヌビディアの決算発表を受けて、指数ウエートの大きいアドバンテストや東京エレクトロン株に買いが入り、日経平均を押し上げた
- 円安が悪材料視されていたころと異なり、資源価格が落ち着いているため、足元の円安は素直に評価されているようだ
ピクテ・ジャパンの糸島孝俊投資戦略部ストラテジスト
- アドバンテストなど半導体製造装置株には、エヌビディアの好決算による思惑買いが集まった
- エヌビディアの好決算がなければ、日経平均は下落していただろう
- 1ドル=130円台後半の円安は株式市場にとって居心地が良いが、140円台まで円安が進むとネガティブな面に注目が行く可能性があり、市場がどう反応するか不透明だ
東証33業種
| 上昇率上位 | 電機、金属製品、ガラス・土石製品、精密機器 |
| 下落率上位 | 海運、銀行、保険、陸運、繊維製品 |
背景
- エヌビディア株急伸、売上高見通しが市場予想上回る-AI追い風
- 日本半導体指数が最高値、業績回復期待高まる-米エヌビディア好業績
- 米国の「AAA」格付け、フィッチが格下げの可能性-債務上限問題で
- ドル・円相場は1ドル=139円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は138円29銭
- 前日のニューヨーク原油先物は2%高い1バレル=74.34ドルと上昇
- 前日の海外市況はこちらをご覧ください
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