3/30米国市況 | jun1susumuの投資復習ブログ

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米国市況 株反発リスク志向でナスダック100強気相場入り円下落

Isabelle Lee

  • 円下落、対ドルで約2カ月ぶり大幅安-132円台後半

  • 米国債はほぼ変わらず、31日発表のPCE価格指数待ち

29日の米株式相場は反発。銀行セクターの混乱で減退していたリスクテーク意欲の回復が続いた。31日に公表される個人消費支出(PCE)価格指数に市場の関心は移った。同指数は米金融当局が重視する物価統計。

株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4027.81 56.54 1.42%
ダウ工業株30種平均 32717.60 323.35 1.00%
ナスダック総合指数 11926.24 210.16 1.79%

  S&P500種株価指数は4000台を回復。テクノロジー株と金融株が上げを主導した。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は昨年12月の安値から20%戻し、強気相場入りした。一部のアナリスト予想を上回る3-5月(第3四半期)見通しを示したマイクロン・テクノロジーが買われた。一方、CBOEのボラティリティー指数(VIX)は3週間ぶりの低水準で終了した。

Nasdaq 100 Set for Best Quarter Since 2020 | Tech-heavy index is having one of its strongest quarter in over a decade

ナスダック100指数の四半期騰落

出所:ブルームバーグ

  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は議員らとの非公開会合で、政策金利は今年どこまで引き上げられるのかという質問に対し、最新の連邦公開市場委員会(FOMC)予測を指摘することで回答とした。同予測によれば、政策金利は2023年末時点で約5.1%。25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げがもう一度ある可能性が反映されている。

パウエル議長、ドットプロットで回答-利上げに関する議員の追及に

  市場が織り込む次回FOMC会合での25bp利上げは、確率約50%となっている。

  ウルフ・リサーチのクリス・セニック氏は「米金融当局は引き続き極めて難しい立場(おおむね自らが招いた状況)にある」とリポートで指摘。「銀行は安定化しつつあり、インフレは依然として目標を大きく上回り労働市場はなお歴史的にみて強い状況だ。信頼性の回復が切に必要とされる中、FOMCは5月3日に25bpの利上げを実施するというのが当社の感触だ。パウエルFRB議長は市場を驚かすことを好まないため、これはまったく確実ではない」と記した。

  アカデミー・セキュリティーズのマクロ戦略責任者ピーター・チア氏は、銀行預金の安全性を巡る懸念が引き続き和らぐのに伴い、景気動向の精査や決算発表に備えることにアナリストらの注意は戻っていると指摘した。

米国債

  米国債はほぼ変わらず。投資家は最近の当局者発言を消化し、31日のPCEコア価格指数に目を向けている。金融セクターの混乱で市場の見通しが一変したあと、政策金利軌道がどう変わり得るか、同指数が手掛かりを提供する可能性がある。

国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.76% -0.8 -0.21%
米10年債利回り 3.56% -0.6 -0.16%
米2年債利回り 4.10% 2.3 0.56%
    米東部時間 16時48分

外為

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して上昇。月末および四半期末のフローに支配される展開だった。

  円は対ドルで下落し、ほぼ2カ月ぶりの大幅安。リスクセンチメントの改善に伴い、逃避需要が弱まったことが背景にある。円は対ユーロでも下げて、2週間ぶり安値付近となった。

為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1232.47 2.76 0.22%
ドル/円 ¥132.88 ¥1.99 1.52%
ユーロ/ドル $1.0843 -$0.02 -0.02%
    米東部時間 16時48分

  RBCキャピタル・マーケッツのチーフ為替ストラテジスト、アダム・コール氏は円の「安全逃避先としての地位が短期的な動きを支配する」としつつ、日本国内の資金といったリアルマネーのフローはドル・円相場を押し上げる可能性があると指摘。日本のファンドが外債にヘッジをかけない場合、円売り圧力になるとの見方を示した。

Dollar-yen tests Ichimoku cloud top

 

出所:ブルームバーグ

原油

   ニューヨーク原油先物相場は3日ぶりに下落。アルゴリズム取引での買いが続いていたが、燃料需要の低調さが嫌気され下げに転じた。

  ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、終値でバレル当たり73ドルを下回った。米エネルギー情報局(EIA)によると、工業や暖房に利用されるディーゼル油の需要は、この時期としては7年ぶりの低水準で推移しており、経済活動の低調さが示唆される。

  CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「季節的に需要が軟化する時期にあるほか、この冬は北東部が暖冬だった。よって弱さが見られるのは意外ではない」と指摘した。

  WTI先物は午前中は堅調に推移し、74ドルを上回る場面もあった。原油在庫が先週700万バレル余り減少したとのEIA発表に反応した。トレーダーらが原油先物に再び買いを入れる中で、モメンタム投資の商品取引顧問業者(CTA)が原油上昇を下支えしていた。

  ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前日比23セント(0.3%)安の1バレル=72.97ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は37セント安い78.28ドル

  ニューヨーク金相場は反落。リスク選好ムードで株式相場が上昇し、安全資産である金の需要が後退した。またドルが上昇したことも、金には下押し圧力となった。

  スポット価格はニューヨーク時間午後2時28分現在、前日比0.3%安の1オンス=1967.94ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、0.3%安の1オンス=1984.50ドルで引けた。