1/27(金)米国市況 | jun1susumuの投資復習ブログ

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米国市況 株上昇、大型ハイテク中心に買いドルは一時130円62銭

Rita Nazareth

  • 米国債は下落、7年債入札は堅調も株高が重し

  • 円下落、対ドル130円台-米国債利回り上昇などで

26日の米株式相場は上昇。大型ハイテク株が主導した。ただし、この日発表された経済指標ではソフトランディング(軟着陸)を達成する道は残されているものの、年内のリセッション(景気後退)リスクはまだ十分あることが示唆された。

株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4060.43 44.21 1.1%
ダウ工業株30種平均 33949.41 205.57 0.6%
ナスダック総合指数 11512.41 199.05 1.8%
株式 終値 前営業日比 変化率

  S&P500種株価指数は方向感に欠く展開となったあと、昨年12月初旬以来の高値で引けた。テスラを中心にハイテク銘柄中心のナスダック100指数も高い。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、今年は状況次第で200万台近く生産し、大幅値下げの影響を最小限に抑えるのも可能との認識を示した。引け後に決算を発表したインテルは通常取引終了後の時間外取引で下落。売上高見通しが期待に届かなかった。

  昨年10ー12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は、予想よりも速いペースで増加した。ただ、米金融当局による積極的な利上げで今年の成長率は減速するリスクがあり、基調的な需要には減速の兆候が表れている。

米GDP、10-12月速報値は2.9%増-消費減速も在庫が寄与 

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのクリス・ザッカレリ氏は、利上げが進む中でも米景気は引き続き非常に底堅いが、前途には多くのリスクが待ち構えていると指摘。従って、「問題は何もなくなったと早計に判断することはしない」と述べた。

  一方で「今年の株式相場上昇は目覚ましく、無視できない」ともザッカレリ氏は語った上で、「残念ながら、米金融当局は早ければ来週にも再び口先で相場を押し下げ始める可能性が高い。そのため、ボラティリティーに備えなければならない。ハリケーンの目の中に入っており、まだ完全に危機を脱したわけではないかもしれない」と付け加えた。

  TIAAバンクの世界市場担当社長クリス・ギャフニー氏は、「当局はうまくやっているが、やるべき仕事はまだ残っていることをデータは示している」と述べた。

  ドイツ銀行のビンキー・チャダ氏率いるチームは、S&P500種が3月末までに現水準から約12%高い4500に上昇するとの見方を維持している。ただ、その後は景気が縮小する中で下落するとみている。同指数は1月として2019年以降で最大の上昇へと向かっている。

  チャダ氏のチームは「上昇相場はまだ続くとみている」とリポートに記述。「一部の先行指標が急激に低下し、警告を発してはいるものの、予想されるリセッションの時期を引き続き先送りしていると考えられる理由がいくつかある」と指摘した。

米株にまだ上昇余地、指数は約12%高へ-ドイツ銀ストラテジスト予想

米国債

  米国債は下落。この日実施された7年債入札の需要は旺盛だったものの、株価上昇が重しになった。

国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.64% 4.43 1.2%
米10年債利回り 3.50% 5.68 1.7%
米2年債利回り 4.18% 5.55 1.3%

  今月は米国債の入札が屈指の好調さを見せており、この日の7年債入札もそれを裏付けるものとなった。こうした高い需要は、インフレがピークを離れる中、米利上げの終了が近づきつつあるとの投資家の見方を反映している。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)のメガン・スワイバー氏らは、力強い入札の結果につながった米国債買いの動きは続くとし、金利エクスポージャーを増やす必要がある投資家や、日本以外の米国外からの需要に支えられるとリポートで指摘。「ドルの軟調や金利ボラティリティーの低下が支えとなり」、日本を除いた他の国外投資家による買いが入っていると説明した。

外為

  外国為替市場ではドルが高安まちまち。米国株の上昇を背景に、リスクに敏感な通貨が上げに転じた。

  円は対ドルで下落し、1ドル=130円台。米国債利回りの上昇などを背景に、一時は130円62銭を付ける場面もあった。

為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1221.39 0.44 0.0%
ドル/円 ¥130.23 ¥0.64 0.5%
ユーロ/ドル $1.0891 -$0.25 -0.2%
    米東部時間 16時59分

原油

  ニューヨーク原油先物相場は上昇。朝方には一時2.5%高まで買い進まれたものの、まだら模様となった経済指標を消化する中で不安定な値動きとなり、1バレル=81ドル付近での推移となった。

  オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は強弱混在となった米経済統計について、「インフレとの闘いを終えるには経済にリセッションが必要」であることを示していると述べた。

  ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、前日比86セント(1.1%)高の1バレル=81.01ドルで取引終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.35ドル(1.6%)高の87.47ドルで引けた。

  ニューヨーク金先物相場は反落。この日発表された米経済指標で景気が引き続き堅調であることが示され、金融当局が早期に利下げに転じるとの見方が弱まった。

  金相場はここ数週間、年内に利下げが行われる可能性を見込んだ動きで上昇し、9カ月ぶり高値を付けていた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前日比12.70ドル(0.7%)安の1オンス=1946.70ドルで終了。