12月20日米国市況 | jun1susumuの投資復習ブログ

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【米国市況】株4日続落、利上げ継続見通し意識-円は137円付近に下落

  • 米国債は長めの年限中心に下落、日銀のタカ派転換観測も浮上

  • 円下落、一時137円16銭-日銀政策決定を控え荒い動き

 

19日の米株式相場は4営業日続落インフレ抑制を確信するまで利上げを続けるとする最近の米金融当局者らの発言を受けて、来年の金融政策軌道が意識される展開だった。

株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 3817.66 -34.70 -0.9%
ダウ工業株30種平均 32757.54 -162.92 -0.5%
ナスダック総合指数 10546.03 -159.38 -1.5%

  S&P500種株価指数はこの1カ月余りの最安値で引けた。大手ハイテク銘柄の下げに押された。ナスダック100指数は1.4%下落。

  MKMパートナーズのチーフマーケットテクニシャン、JC・オハラ氏は「年末ラリー予想派が今はその投資戦略に疑念を抱いている」と指摘。「市場はサンタクロース・ラリーをやや信じ込み過ぎていたかもしれない」と述べた。

  インベスコの北米投資適格債責任者兼シニアポートフォリオマネジャー、マット・ブリル氏は「私はどちらかといえば、米金融当局は2月に利上げを実施するとみる向きで、3月にも再度利上げがあると考えているが、恐らくそれで終わりだろう」と指摘。「底は見えてきたようであり、最悪期は確実に過ぎたと考える」と話した。

米国債

  米国債相場は長めの年限を中心に下落。10年債利回りは10月以来の大幅な上げとなった。英国債の下げも波及したほか、日本銀行がタカ派姿勢に転換するとの観測も浮上した。

国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.63% 8.55 2.4%
米10年債利回り 3.58% 10.24 2.9%
米2年債利回り 4.26% 7.95 1.9%
    米東部時間 16時58分

  イアン・リンジェン氏らBMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジストは「米引き締めが9イニング目に進展したことで、市場での話題はこの先起こり得るリセッション(景気後退)の深刻さを測ることへとシフトした」と顧客向けリポートに記した。

外為

  外国為替市場では円が下落。対ドルでは一時137円16銭まで下げた。20日の日銀政策決定会合を控え、タカ派転換観測で荒い値動きとなった。日銀は現行の金融緩和策の継続を決めると見込まれている。ただし、こうした円のボラティリティーが高い状況はフォワードガイダンスでトーン変更のリスクがあることを反映している。

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  ナショナルオーストラリア銀行(NAB)の為替ストラテジスト、ロドリゴ・キャトリル氏は「週末のニュースは今年の円下落の度合いに関して日本政府が不安を抱いていることを明確に示している」と指摘。「来年はリセットする機会となる。これまで示唆されているように、日銀目標に対してもっと柔軟なアプローチをとることが可能になる」と述べた。

為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1263.89 -0.41 0.0%
ドル/円 ¥136.91 ¥0.31 0.2%
ユーロ/ドル $1.0608 $0.22 0.2%
    米東部時間 16時58分

  ドル指数はほぼ変わらず。市場は今週発表の経済指標を待っている。

  StoneXグループの外国為替トレーダー、ミンツォ・ウ氏は「ドルはそこそこ上昇したため、ドルロングで利益確定の動きが出ている。年末を前にリスクテーク意欲が改善するとの見方もある」と指摘した。

原油

  ニューヨーク原油先物相場は反発。リスクセンチメントが広範に低迷する中、中国が消費を回復させる方針を示したことが意識された。

  中国の最高指導部は先週の「中央経済工作会議」で、来年は景気てこ入れに焦点を絞る方針を打ち出した。新型コロナウイルスの感染者数は増加し、経済再開プロセスが不安定になっても、市場参加者はこれがエネルギー需要への支えになるとみている。

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  CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は、またもや勢いの弱いトレーディングの1日となり、中国の経済再開に関するニュースで買われていると指摘。ただし「結局のところ、押し目買いの意欲はまだかなり低い」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は前週末比90セント(1.2%)高の1バレル=75.19ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は76セント上げて79.80ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小反落。インフレが抑制されるまで金融引き締めを継続すると示唆する先週の米当局者発言を消化する中、日中は上下に振れる展開だった。

  ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏は「金はデータ発表やクリスマスを控えて、横ばい推移となっている」と指摘。23日に発表される個人消費支出(PCE:Personal Consumption Expenditure)と個人所得、インフレのデータが最も重要になると述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は2.50ドル(0.1%)安の1オンス=1797.70ドルで終了した。金スポット価格はニューヨーク時間午後2時42分現在、0.4%下落の1786.80ドル。