大人のためのおはなし会が

今年も近づいてきた。


テーマに沿ってプログラムを決め

1年かけて おはなしを入れていく。


そらまめは今回、

金田鬼一先生の

完訳グリム童話から

1話選んでテキストとしました。

金田鬼一先生の独特の言葉選びは

昭和生まれといえども

戦後ウン十年たって

高度経済成長の中

ムクムクと成長したワタシですので

なかなか、声に馴染まない。

馴染まないがやってみたい。

やってみたいが難しい。

難しいから七転八倒。

ウンウン唸ること数ヶ月。



毎回思う。




本番が来ませんように。



祈っても来るんだけどね。

とほーーーー。

なんでこんなの選んじゃったのだろう。

ばかばかばか。

そらまめのばか豆。




今回こだわっているのは、

ワタシが私の声で

私のまま話しているように見えること。


覚えたおはなしを、

正確な発音で

端正に「語る」んじゃなくて、

今、

ふと、

思い立って

ああ、そういえば

こんなおはなしがあるんだけどね、って

話し出したいの。




語りをやってると、

よく言われるのが

「お上手ですね」

っていうのと、

「よく覚えられましたね」

っていうの。


上手に聞こえちゃ嫌だし

覚えて語ってるように聞こえるのはもっと嫌。

そう言われちゃうそらまめは

まだまだなんだよな。


ふ。



まあ、あれだ。

伸びしろだらけ?

そういうことにしておくか。


本番まで1ヶ月ちょっと。

こだわり

こだわって

寸前まで努力します。



本物の語り手に

いつかなりたし。



本番

7/16(火)10:30〜

ご興味のある方は

おこえをかけてくださいましね。

いるのかしら。