公園でベンチに座って

ペットボトルのお茶を

がぶ飲みしてたら、

女の子たちが。


「ジャンケンポン!」

「ぱーいーなーつーぷーる!」

「ジャンケンポン!」

「ちーよーこーれーいーと!」

「ジャンケンポン!」

「ぐーりーこ!」

「ジャンケン…!」

「あ!ね!ちょっと まってまって!」


ん?なんだ?なんだ?

と お耳がダンボ。


「ぱいなつぷる!はパイナップル🍍でしょ?」

「うん」「うん」

「ちよこれいと!はチョコ🍫でしょ?」

「うん」「うん」

「んじゃ、ぐりこ! は?」

「ん?」「あれ?」


ふふ、なんだか知らないんだ。


「あ!わかった!」

「なになに?」

「お菓子の名前じゃない?」


惜しい!


「そんなお菓子 あったっけ?」

「なかった?」

「ないよ」

「ないか」


ないねえ。ふふふ。


「あ!わかった!」

「なになに?」

「ひとの名前だ!きっと」

「え?」


え?!

そう来る?!


「ぐり子」

「あはははは!変なン」

「あはははは!変なン」


あはははは!変だよ。


「何ぐり子さん?」

「何って何?」

「みょーじ(名字)!」

「えー!みょーじ、あるん?」


あるんだ。


「あったとして!」

「なんだろ?」


なにかな?


「あ!わかった!」

「何?」

「じゃんけんぐり子。」

「なんじゃそりゃー!」


そして、鞠でも転げるみたいに笑って

また、遊びに戻っていきました。



じゃんけんぐり子。

きっと おかっぱ頭でしょうね。


楽しい一休みになった

昨日の昼過ぎでありましたよ。



面白いな。

子どもの世界。