勉強会にて、
こちらの絵本を
仲間と読みました。
師匠が
「長い本なので、途中までね。」
と仰るのに
物語の先が気になって
もう少し、もう少し、と読み進むうち
完結まで読み切りました。

一時間半、かかりました。

でも、
そんなに時間がかかったなんて
全く気が付きませんでした。
読み手の声が耳に届くと
そのシーンがありありと目の前に浮かんで
まるで映画を楽しんだ後のような
満足感がありました。


現代人は
生活全てが便利になりすぎて
指先ポン!で 事が足りちゃう。
分からなくても 誰かに尋ねることもなく
なんとなく、生活していけちゃう。

誰かに尋ねない暮らしというのは
誰かの声を聞こうとしない、という事だ。
それを繰り返していくと
大切なことですら、きちんと耳を傾けなくなる。


それは
とても 寂しいよな。
言葉を発するのは 
それを受け取って欲しいから。
話を聞いてほしいから。


読書もいい。
でも、時には
読んでもらい
耳を傾ける時間を作ろうじゃないか。
それほど努力もいらないし
時間も取らない。 


絵本は
隙間時間に
耳を傾けるのにもってこいだよ。


暮らしに絵本。


て、


すてきっぽく
締める豆。、