お肉とそらまめとコーヒー、マシュマロ、クラッカー。
コンロに木炭、全部車に積んで、河原へむかいました。
そらまめ、大好物ですの。ピグネームですからねえ。
お肉は鶏のスペアリブ。塩麹を擦り込んでじゅううう。すぐれものですよう。塩麹。
そらまめ、ほろほろ、ほくほく。

あとは、ぼお~っと河をながめてました。
あの木は、桜。あと一週間したら、ふわふわの花盛り。
去年は、桜の下で泣いたっけ。
無力な自分、意気地無しの自分がはずかしくて、
ごめんなさい、どうしていいかわかりません、って、
苦しむ人が溢れてる、テレビの向こうの東北に、

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

一年たちました。ずっと、考え続けてます。
意気地無しのワタシにできることは、なんでしょう。
答えは見つかってないけど、考え続けてます。

お肉がおいしくて、お豆がおいしくて、家族が目の前にいる。
この儚い奇跡。あたりまえの、あまりにかけがえのない一瞬について
考えます。

また桜がさきます。ここにも、人っ子一人いないあの街にも。