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震災8カ月ぶり倉庫から不明男性

10月31日、東日本大震災で行方不明になっていた石巻市の男性の遺体が、8ヶ月ぶりに家族の元へ帰った。
遺体は、津波で流され解体が始まった倉庫内に積み上がっていた畳やがれき、土砂などの下で発見された。
被災地に残る傷んだ家屋などには、まだ多くの遺体が残されているとみられる。
しかし、所有権などの問題が複雑に絡んで、捜索の妨げになっている。
そのため、警察・消防などの捜索は海上を中心に行われている
男性の家族は「陸上でも見つかる可能性がある。家屋などの解体を進める必要がある」と訴えた。
遺体は石巻市の菱沼正明さん(65)。
娘の遠藤麻紀さんは、「うれしくて、声も出なかった。やっと3人一緒のお墓に入れられます」と涙を流した。
母親と祖母の遺体は早くに確認されたが、父親の正明さんだけが見つからなかった。
「いっそ見つからない方が元気なまま思い出にできるかも・・」。
9月に2人の葬儀を終えたところだった。
気付いたのは10月31日、妹さんが身元不明遺体の情報を伝える警察のホームページを開いて発見した。
遺体は、遠藤さん夫婦がプレゼントした黒革の小銭入れをポケットに入れ、結婚前の誕生日に贈った赤茶色のベルトを締めていた。

私も他人事ではありません・・・