屋外活動制限の基準値、7校で下回る
30日、文部科学省は、福島第1原発事故で屋外活動が制限されている福島県内の九つの小中学校と保育・幼稚園のうち、福島、郡山両市の7校・保育・幼稚園で2回続けて放射線量が基準値を下回ったと発表した。
連続して下回った場合、通常通りの屋外活動を認めており、県などは制限解除するか否か、近く判断する。
19日時点で、屋外活動が制限されたのは13校・園だったが、福島市内の4校・園は21、22日の調査で基準値を下回っていた。
文科省は28日、避難区域を除く地域で放射線量が心配される55校を調査。
校庭で基準の毎時3.8マイクロシーベルトを超えたのは、伊達市の小学校2校だけになった。
一方、郡山市は27日、市立の小中学校と保育所計28施設の校庭の表土を削る作業を始めた。
市は「保護者らの要望」を理由として独自に実施を決めた。
表土の除去について文部科学省は、校庭の放射線量が屋外活動を制限する基準値の毎時3.8マイクロシーベルト以上であっても、活動を1日1時間以内に抑えれば安全は保てると判断。
高木義明文科相は「ずっと放射線量が下がらないとなれば何らかの検討をしないといけない」としつつ、「いまのところは必要ない」との見解を示している。