今日はオーガニックコットンについて勉強しました。

オーガニックコットンって、日本国内ではまだ「国の認証制度」がないため、オーガニックコットンの明確な基準はなく、どんな製品がオーガニックをうたっていても違反にはならないのだそうです。

なんと、そうなんですか。

世界の農薬の40%が綿花栽培に使われていると聞くじゃないですか。
日本国内で見るオーガニックコットン、大丈夫なんでしょうか??
という心配が・・・

テキストを読み進めると、

国の認証はないのですが、民間団体による認証はあるとのこと。
では、それを参考にすればよさそうなんですね。

ほっとしたぁ。

例えば、NPO法人日本オーガニックコットン協会(JOCA)は、第三者認定機関が認証した証明書があれば、JOCA認証を付与しているそうです。

あとは海外の認証基準はいくつかあるので、その認証を得ているものは信頼ができそうです。

なるほどなるほど。

今年にはいって、オーガニックを意識して買い物をしていたので、
ちょっと心配になって、手元のオーガニック製品をチェックしてみました。

オーガニックコットン

こちらは国内メーカーの天衣無縫。
公式ホームページには、

○オーガニックコットンの栽培、紡績、織り、製品洗い・染め、縫製などすべての生産工程においてGOTS*(オーガニックテキスタイルの世界基準)の第三者認証を取得し、確かなオーガニック製品をお届けします。

とあります。
製品自体に「GOTS」のマークはないのですが、こちらもきちんと認証を得ているものなんですね。


オーガニックコットン

パタゴニアのTシャツ。パタゴニアのホームページを見ると、「1996年、私たちはすべてのコットン製品をオーガニックコットン100%に切り替えたのです。」とありました。意識の高い会社ですね。特にマークは見当たらないのですが、これはアメリカの製品なので、アメリカの認証基準を満たしているということなんでしょうね。


オーガニックコットン

こちらは数年前に、アースデイ事務局が販売していたTシャツです。
Anvil(アンビル)、これもアメリカ製品ですね。
「ANVILORGANIC™ 」と、どうやら商標登録もしているようです。
「100% certified organic soft spun cotton」と公式ホームページにありました。
きちんとオーガニックコットンの証明書もあるんですね。

オーガニックコットン

最後はこちら、バスタオル。
「エコテックス規格100」というのは、有害物質の影響をなくすことを目的として、繊維の全加工段階における原料、半製品、最終製品に適用される世界的に統一された試験・認証システムのことだそうです。検査・研究機関は、ヨーロッパと日本にある15の繊維研究機関と30か国以上ある国際的に有名な研究所において検査・認証されているそうです。


と、4つともちゃんとしたオーガニック製品のようでした!
よかった!

これから買うものも少しずつオーガニックにしていきたいですが、
有機JASのように、一目で分かるマークがあると消費者としてはありがたいですね。

それが出来るまでは、きちんと見分ける目を持っていないといけないですね。