山種美術館の夜の内覧会に行ってきました。「水の音」という展覧会。暑い日々が続きますが、迫力満点の波・雨・滝・川・水面などを描いた日本画の大作の数々。脳内まですっかりクールダウン。

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千住博 光
金と藍のコンビネーションが幻想的で美しい、涼しい。一番好きなブルー。

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千住博 松風荘襖絵習作
ダイナミックです。

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千住博 ウォーターフォール
しぶき、ミストにあたっている気分に。

館長の画家のバックグラウンドや時代背景、絵の具の種類などの解説、かなり勉強にもなってしまいました。下の奥入瀬は奥田元宗71歳の作品、ものすごいエネルギッシュ。

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こだわりの紅色がきれいなこと!
清流からはマイナスイオンも感じちゃいました。

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水花火
緻密な点描!これには染物に使う藍を使っているため、時とともに色が変化するそうです。

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奥村土牛 雨趣
しとしと降る雨。グリーンが生き生き、若々しい。

平たんなイメージの日本画ですが、真近にみると、立体感や絵の具の素材感、輝きが見えて面白いですね。ハマりそう。

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奥村土牛 鳴門
どどどどど…
音が聞こえてきそうな迫力!

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目玉のひとつ、展示作品をテーマにした和菓子。私は奥村土牛の鳴門の意匠、練切り「うず潮」をいただきました。味はもちろんですが、この細かい表現の素晴らしいこと!水しぶき、泡まで表現してある!

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今回の展示会ではこちらの5種類の和菓子が販売されています。和菓子が出来上がるまでの裏話も聞けて嬉しい。試行錯誤の繰り返しで、陽の目をみなかったお菓子もあるんだそう。


写真もたくさん撮らせてもらえて、充実した内覧会でした。
日本画に触れることができるユニークな企画がたくさんの山種美術館。また訪れたいです。

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