オーガニックコーディネーターの第3章オーガニック食品の作り方を勉強しています。


「もともと日本にあった野菜は、ワサビ、フキ、ミツバ、ウドくらい」ということにびっくりしてしまいました。京野菜など、日本にはもっともっと野菜があったと思っていました。

でも、上記4種類以外の野菜は、世界中から日本に入ってきて根付いた「固定種」という野菜なんだそうです。

例えば、

トマトやトウガラシは南米、
米は諸説ありますがインドのアッサム地方から中国の雲南省にかけての山間、
カボチャは中米・南米。

なす・きゅうりは奈良時代、

ほうれんそう・いんげんまめ・にんじん・さつまいもは室町~江戸初期、

いちご・せろり・トマト・春菊は江戸中後期、

おくら・ピーマン・レタス・たまねぎは明治時代


ほとんどの野菜は海外から入ってきているんですね。
びっくり。

海外からはいってきて、地方地方によって自然交配してできた野菜から自家採取した種を改良しながら育ててきたものが伝統野菜といわれているのだそうです。

桜島大根、熊本京菜、天王寺カブ、長崎赤カブ、仙台長なすなど。

ふーん。


有機栽培に使う種や苗は、基本的に有機認定された圃場で生育したものでなければなりません。
ですから、有機栽培をはじめる場合は、最初はすでに有機栽培を行っている人から譲り受けるもしくは購入するしかありません。
そのように入手した有機栽培の種苗は、やがてその土地土地にあった生育をするので、何代か続けば、「固定種」といわれるものになるのだそうです。