育てにくい子という言葉 | 心理カウンセラーのつぶやき

心理カウンセラーのつぶやき

前職では児童、女性問題等を主に担当。今は司法矯正や依存症等の心理専門職。対人援助職はさまざまな現場で臨床経験を積みながら、生きづらさを抱えた方のお手伝いができる専門職と考えています。統合的心理療法を実践。実はお笑い好きカウンセラー。

こんばんはニコニコ



育てにくい子。

私はこの言葉が好きじゃない。

できるなら、

育てるのが大変だーと言ってほしい。

同じようで違う。



私の考えです。




保護者や虐待対応支援者から、

その言葉を聞いたとき、



もちろん、

否定はしません。

同じ意味に使ってるんでしょうから。

わかっています。




だけど、

専門家であれば、

言葉の扱いには慎重になるべきです。




育てにくい子ども。

そのレッテルは子どもを傷つける。

保護者も知らず、知らず、

その言葉に引きずられて疲弊する




もし、仮に、



他に兄弟姉妹がいれば、

無意識という刃(やいば)で、

兄弟間差別(心理的虐待)も起こり得る。

多角的視点と想像力が必要。



私も新人の頃、

有能な先輩、上司、同僚…

聞きまくっていました。




アセスメントは多面的に、

そう言いますが難しい。

経験と知識は当たり前として、

近くにモデルがいないとピンときません。




私がそうだったからです凝視



さて、話は戻り、



心理的虐待。

見過ごされがちですが、

心に大きな傷を作り、

全般的知能にも影響を与えてしまう。




虐待支援者担当者は、


育てにくい子

発達障害の疑いある子



その言葉を簡単に使う無気力無気力



ほんで、



被虐待親の免罪符に使っている、

それに気づいていないネガティブ



最近も会議に出たら、

保護者の困り感ばかりに目が向いている。

困ったもんです。

話す相手が大人ばかりだから。



当事者は子ども。

困っているのは子どもです。

そこはブレませんにっこり




たくさん乗り越えてきましたが、

かなり後味悪いものが多く、

疑問だらけで、

それが教えを請う契機になりました。




おかげで、

今の私がいるの笑い泣き




明日もがんばろニコニコびっくりマーク