発達検査だけでは見えない | 心理カウンセラーのつぶやき

心理カウンセラーのつぶやき

前職では児童、女性問題等を主に担当。今は司法矯正や依存症等の心理専門職。対人援助職はさまざまな現場で臨床経験を積みながら、生きづらさを抱えた方のお手伝いができる専門職と考えています。統合的心理療法を実践。実はお笑い好きカウンセラー。

こんにちはニコニコ


暑い暑い夏滝汗もやっと過ぎ去り、

今、気がつけば、




慢性疲労症候群でダウン真顔



病欠で病院🏥帰りです。



無理かな、復帰は…

そう感じています驚き💦


今の仕事は、

市内学校の巡回心理士として、

超、超、超、しんどいです。

🚗運転できれば、、、

しゃーない。ペーパードライバーだから。



学びはたくさんありました。

発達障害か愛着障害か、

それにより支援は異なります。


しかし、何より、気付かされたのは、

どちらにせよ、

認知機能の弱さがあれば、

単純に注意しても、教えても、練習させても、

ダメなのです。



その子自身が苦手なこと。

例えば、

見たり聞いたことを考えるのが苦手だと、

周囲よりワンテンポ遅れてしまう。


先生や友だちに急かされても、

苦手だから時間が必要です。

焦ればストレスから精神的疲労を招き、

逃避したくなりますよね。



その子は何が苦手かはてなマーク

支援の検討にはその見極めが大事。

今さらながら思い知らされています。


発達検査である程度分かりますが、

行動観察でも見えてきます。


字の形がバラバラ。

描写が遅く正確でない。

伝えたことをすぐ忘れる。


専門的に分析すれば、

難しくキリがありませんが、

学校の先生、福祉の職員も、

行動観察から見極めることは大切です。



花医療機関等の発達検査に一言スター

家庭や学校等での行動を観察していない、

見なくても詳しく聴き取りすらしていない、

そんな心理士が行う発達検査。

病院や児相や療育機関等の心理士に多い。



そんな心理士が作った所見は…


全般的知的能力の発達水準等は分かっても、

書いてある分析や具体的な支援は、

ネットに載っている一般論に過ぎない。

(私見です)

だって、学校と家庭では行動が異なる子が多い。

保護者もいろいろいます。



私自身が学校で観察したり、

担任や保護者から詳しく普段の様子を聞いて、

発達検査をするようになり、

検査だけで支援が分かるわけないやんびっくりマークはてなマーク

そう気づいたからです。



子どもは、一人一人、違いますから。

支援もそれぞれです飛び出すハート



慢性疲労の私はどこへ行く〜昇天笑



子ども、動物、幸せを願って生きています。

良い1日をお過ごしくださいニコニコ