その次の日、
タク様に呼ばれて。
『トモ君―
君のお陰で、
世界が救われた。
ありがとう。』
〈いえ。
私一人の力じゃありません。
占い師のゴウさんや、
ケイさんや、
周りのみんなのお陰です。〉
『主様も喜んでいたよ。
それでね、
主様が君に
興味を持ったみたいでね。
会いたいと
おっしゃられているのだが…』
〈主様が・・・私に?!〉
『ええ。私のほかには
誰にも会おうとしない主様が
君には会ってみたいと。』
タク様がにやりと微笑んだ。
その微笑みに鳥肌が立った。
タク様しかお会いできない
ような方とはどういう方なのか―
〈…分かりました。〉
恐怖心もさることながら、
主様がどういう人なのか気になって
私はそう答えていた、らしい。