夢物語。‐私が描いた世界‐ 39 | 言葉、紡ぐ詩

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☆tomo.のブログ★

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ポエムやおはなしも時々ねッ

よければ、覗いてみてください (*´˘`*)♡

〈いたたたたたっ…
ちょっと考えて降りてよ。〉



「お前の操縦が

下手だからだろ?
早くしろ、

上空ではまだ陽があったけど
森の中はもう大分暗いぞ。」


腰を摩りながら
そう言われて

辺りを見渡すと
大分辺りが

薄暗くなってきていた。


〈急がなきゃ…
ねぇ、この森に湖みたいな、

川みたいな所ある?〉


「あぁ。こっちだ。走れ。」


箒はすぐに

方向を変え動き出した。


私は必死に走った。
枝で手をとられても、
木の根に足をとられても
気にせず走った。


木々を抜けていくと、
森の中心部に

大きな湖があった。
それは川に繋がり、
滝となり海に続く

源のようだった。


薬草は水分を

沢山必要とする。
水の傍に咲いているハズだ。


私は目を凝らして湖、
そして川の周りを観察した。
そして、川の上流に

それを見つけた。
私は川を歩いて渡ろうとした。


「おい。俺に跨れ。
水の中で足をとられると
あの滝に飲まれるぞ。
それこそ、命がないぞ。」


〈…意外と心配性なのね。〉


上流にある薬草を
彼に必要だろうと

思われる分だけ採って
帰りを急いだ。
バックに入れていた瓶に

川の水と薬草を入れ
大事に仕舞い込むと

また箒に跨った。


〈時間がない、

トップスピードでお願い。〉


そうお願いすると箒は

上空へ舞い上がり
もと来た道を全速力で帰った。