夢物語。‐私が描いた世界‐ 17 | 言葉、紡ぐ詩

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私は、占い師に会いに

城内の地下室へ潜った。


暗闇を好む占い師は、
外の明かりの中では

到底自分の力は

発揮できないと


これは自分の

人生最大の結果を
見出さなくてはならない

と私に語った。



「君は、楽な心でそこへ座っていてくれ。
何かを思い出そうとしなくてもよい。
自分の記憶を無くすということは滅多にない。
もし、それがあったのだとしたら

脳に大きなダメージを受けるような出来事が過去に存在したか、
あるいは、誰かが意図的に消したとしか考えられない。」



〈意図的に消した?〉


「そう。では、始めるよ。
目を閉じて、心の目で私を見るのだ。」


私は彼の言う通りに、心の目を開いてみた。


その世界は暗く重たいものだった。


どうやら私は心を失っているようだった。


「…君の内なる力は、魔術だ。
そして、君はその魔法を

呼ぶ毎に自分の命を削っている。」


〈命を削っている?〉


「知らなかったのであれば、

それは魔術を与えた君の家族から
君が委ねられなかった結果であろう。」