私の先生。ー2- | 言葉、紡ぐ詩

言葉、紡ぐ詩

☆tomo.のブログ★

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ポエムやおはなしも時々ねッ

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おばあちゃんの本棚には
沢山の言葉が落ちていて
私はそこが大好きだった。



分厚い本から、料理本、小説まで
幅広いジャンルの本が置いてあって。
私はその部屋に入って、
夢中で言葉を覚えていった。



今思えばきっと、
おばあちゃんみたいに

なりたかったんだと思う。



おばあちゃんが子供の時代は
経済的な問題や時代の流れで
学校になかなか行けなかったみたいで。
だけど、そんな時代背景がなければ
有名な大学へ進めるような
そんな能力の持ち主だったと
後で母から聞いたのだ。



まだ幼かった私の心にまで

届くあなたの言葉は
力強くて優しくて、私の憧れだった。
こんな風になりたいと
いつの頃からか思うようになっていた。



本に囲まれた生活だったから、
今でも言葉を書きだすのは

好きだったりするの。
ほら、今だって、ね?



おばあちゃんの頭の中には
その膨大な情報が

ぎっしり詰まってて。



例えばね、
小学校の読書感想文。
家の中に小さな図書館が

あるものだから
本は迷いなく決まって。

それを書いたら、まず

おばあちゃんに見てもらうの。


時間をかけて

それを熟読して

工夫して書いて、
私は自信満々に

おばあちゃん先生に

提出するんだけど。
怒涛の赤ペンラッシュで・・・
おばあちゃんは、

その本を読み返さなくても
どんな内容か覚えてるのね。
そんな人には敵わない。



おばあちゃん先生に

見てもらった感想文は
学校の先生に褒められ、

飾られたり賞をもらったり。
私は得意げだった。


本当の所は、

おばあちゃんの言葉なんだけど、ね。