そして、バトンは渡された
親子の関係性は血の繋がりが全てではない。分かっていても私たちはそれを気にしてしまう。大切なことは、そこにどれだけ愛情を持ち合わせているかということなのに。実の母親じゃないこと、実の父親でないこと、そんなちっぽけな事実に振り回される。泣き虫のみぃちゃんには母親が2人、父親が3人居る。『こういう時こそ笑わなきゃ。笑っていればラッキーが舞い込むのよ。』母親のいう通り、彼女は笑顔を絶やさず過ごしてきた。ど んなに嫌味を言われてもどんなに馬鹿にされても信念を貫き、生きてきた。だからこそ、大人になって大切な人と出会っても自分の行く道を大切な人が歩む未来をきちんと見極めることができたのだと思う。そして、自分を育ててきてくれた人達にしっかりと感謝を述べることができる子供へと成長することができた。環境が子供の弊害になると聞いたことがあるけれど、「そして、バトンは渡された」見事なまでに華麗に渡っていくそのバトンに不幸なんて有り得ない。だって、彼女はずっと愛されて育ったんだもの。変わっていく環境の中でも何も変わらない純粋な愛情のもとで。