暑中お見舞い申し上げます
関東地方、昨日やっと梅雨明けの発表がありました。
とっくに明けた気はしてましたが、これで名実共に本格的な夏ですね
佐野ファントム 帰って来ました。
センターブロック・最前列での鑑賞。
オーケストラピットがあるので 前過ぎて見にくい事はありません。
生オケは久々ですが、やっぱりイイな
私が観るのは ほぼ平日マチネ、学生さんの団体が入ってる率 高いです。
しかし、昨日は その数がハンパなく…こちらが 学校の芸術鑑賞会に紛れ込んでしまった感覚でした。
ミュージカル鑑賞が課外授業なんて、羨ましいなぁ~
劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい。
…のキャッチフレーズと仮面のイラスト で知られた劇団四季を代表するミュージカル。
来年は、日本初演から30年です。
こちらは、タイトル通り パリオペラ座が舞台の歌中心の作品です。
普通の台詞は極めて少なく、ほぼ全編歌で綴られていて、オペラに近いと思います。
ダンスシーンはあまり無く、バレエとマスカレード(仮面舞踏会)部分くらいです。
このミュージカルの何がイイって、やっぱり歌がイイんです
私的No.1は『キャッツ』だけど、歌はこっちの方が好き
(作曲は同じアンドリュー・ロイド=ウェバー)
鑑賞回数は『キャッツ』より上かも…。
とにかく、歌詞を全部 “自然に” 覚えてしまうほど観に行きました。
ファントムが 市村正親さん、ラウルが 山口祐一郎さん、クリスティーヌが 野村玲子さんの時代が一番好きですね。
山口さんがファントム、石丸幹二さんがラウルの再演もけっこう観ましたが、お腹いっぱいになってしまったのか、その後はあまり観なくなりました。
佐野正幸さんは、ラウルの時に何度か観ていますが、ファントムは初見でした。
相変わらず 良い声良い雰囲気ですが、まだ本調子ではないような…?
クリスティーヌの山本紗衣さん、まさに “鈴を転がすような” 歌声で、声質も好みで良かったと思います。
“歌える”キャストさん中心なので、歌声に酔いしれたい方には打って付けの作品と言え、もしかしたら ミュージカル初心者向けではないかもしれません。
演出の細かい変更は 特に気にならなかったのですが、劇場設備の関係で舞台装置が変更になっている部分は残念でした。
“シャンデリアが客席目掛けて落ちる”シーンがウリなのに、あの位置では迫力ゼロ…。
ファントムがエンジェル像に乗るシーンも好きだったのに…。
などと文句を言っても、舞台装置はゴージャスで、贅沢な雰囲気を味わえて素敵
『アラジン』の絢爛豪華さとは また違った感じですかねー。
意外と東京上演が多くないので、また専用劇場で観たいですね。
横浜公演も、残す所 1ヶ月弱…。
次は、何気に千秋楽を取っています。
楽の独特の雰囲気、久々に味わえるのが楽しみです
P.S
ややマニアックな話題に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました…m(_ _)m