一昨日も雨でしたし、検診日の昨日だけ
梅雨の晴れ間で 助かりました。
“晴れ女”継続で いいでしょうか？
…そんな昨日、前記事に書きましたように
とっても嬉しい事がありました
入院治療時に“ルームメイト”だった方と
約1年4ヶ月ぶりの再会を果たす事が出来たのです。
ただ、“再会”という言葉は 適切でないかもしれません。
私は、彼女と話した事どころか、挨拶すらした事がなかったと思うのです。
えっ？ 同室だったんでしょ？ 何故？
…と思われますよね。
順を追って説明しましょう。
…病院に入院した経験のある方にうかがいます。私のブログを読んでいただいている方は、おそらくあると思いますが…。
入院時、カーテンは開けていましたか？
閉めていましたか？
私は“完全クローズ派”でした。
以前に怪我で入院した時も、がんセンターの前に貧血治療で別病院に入院した時も、
ずっとカーテンは閉めていました。
周りの方達が 殆どそうしていたので、そういうものだと思っていました。
それに、ただでさえ プライバシーほぼゼロの入院生活です。
ごくわずかでもプライバシーを守る為に、
カーテンは閉めて置くべきだと思っていました。
すごい格好で転がっている姿を 通りすがりに見られたら嫌だし、調子が悪い時には静かに寝ていたい事もありました。
この入院期間でも、クローズ派の方が多かったように思います。
退院してから 色んな方のブログを読むと、
カーテン全開で楽しくお喋りしていた方が思いの外 多い事に驚きました。
私って、暗くて排他的で ヤな奴だと思われていたのかな…と ちょっと残念な気がしました。
まあ、もしまた入院するような事があってもクローズ派だとは思いますが…。
…そんな訳で、部屋の中では カーテン全閉で引きこもり状態だった私。
同室の方とのコミュニケーションは、殆どありませんでした。
もちろん、顔を合わせれば 挨拶位はしたはずですが、なるべく顔を合わせないようにしていましたし…。
同室の方と仲良くなれば楽しいとは思いますが、逆に 具合が悪い時や一人になりたい時に 引きこもりにくいかと…。
約2ヶ月の長い入院生活ですので、なるべくストレスを減らしたかった 私の処世術みたいなものでしょうか。
仲良くなった入院仲間は 別の部屋の方ばかりで、洗面室やら廊下やらで よくお喋りしていました。
今思えば すごく偏った状況でしたが、同室の方との交流を敢えて避けていたんです。
…昨日 再会した彼女は、私のブログを読んで下さり、同室だった人だと気づいたそうです。
たまたま来院日が被ると知り、メッセージを下さいました。
お名前には、確かに記憶がありました。
顔を合わせなくても、看護師さん等と日に何度も話す声が聞こえます。
2ヶ月弱の入院期間に 同室になった方は何人もいらっしゃいますが、名前や声の感じは 何となく覚えているものです。
耳ダンボになっていなくても、ボーッとしていると 会話が聞こえて来てしまいます。
連絡をいただけて、本当に嬉しかったです。
同室なのに挨拶すらしていない非礼でヤな奴だったと思うのに、会いたいと思って下さるなんて…。
そして、昨日、お互い顔が分からないので少し不安でしたが、上手く連絡を取り合えて会う事が出来ました。
ああ、こういう方だったんだな、と何だか感慨深かったです。
私が検診で呼ばれるまでの時間、懐かしいお話をさせていただきました。
顔は知らなかったけれど、初対面という感覚ではありません。
人生においては ごくごく僅かな時間ですが
非常に特殊で 多分忘れる事の出来ない時間を、同じ空間で過ごしたのですから…。
入院中にお話しなかった事は今でも残念に思いますが、こうして再会出来て縁がつながって本当に良かったです。
なんだかちょっと大げさな記事になってしまいましたが、これが昨日のとっても嬉しい事でした。
思い切って連絡して下さった彼女に、ホントに感謝です
これからも宜しくお願いします
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