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悲しいことがあると
開く革の表紙
卒業写真のあの人は
優しい目をしてる
街で見かけたとき
何も言えなかった
卒業写真の面影が
そのままだったから
人ごみに流されて
変わってゆく私を
あなたは時々遠くで叱って
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ユーミンの卒業写真だよな と思ってよく歌詞を味わえば
これは卒業ソングではないことに気づく。
卒業ソングとは、3月の卒業シーズン心境を唄った曲ということだろうが、
卒業写真を見かえす時は、何もこの時期とは限らないから。
大人になって社会人となり、悩みごとや辛い出来事があった時などに
卒業アルバムを眺める自分がいる。
そんな歌であることを再認識する。
▲40年前のクラスメート諸君へ
「解像度を落としているのでお許しを!」