昨年11月、母の誕生月毎年恒例の一泊旅のつづき、です。
地元宮城は行き尽くした感あり、ここ最近は岩手しかも花巻がお気に入りで、三度目の訪問となりました。
お宿は、山の神温泉 優香苑(「宮大工建築」に魅かれたお宿)から始まり、翌年は同じ敷地内の *別墅 清流館、そして三度目となった昨年はまた優香宛という感じ
*以前投稿した記事は一番下に置きます
建築に興味ありの私にとって”宮大工建築”に大いに魅かれたのが始まりですが、
・温泉といったらなんといっても源泉かけ流し
・地産地消のお料理がおいしい
・東北という広義で同郷であり、懐かしく、人情を感じる
で、本題は・・・、
翌日はどこに行こうかな、と考えていたところ、お部屋にあった観光スポット案内でいいところを見つけました。
決め手は、お花好きの母が喜ぶに違いないぞ!!と確信した、宮沢賢治がおそらく生涯最後に設計したであろう花壇のある古民家レトロカフェ「茶寮かだん」。
いまどきは、カーナビでどこにでも行けるので便利、便利。
11月という季節柄、色とりどりの花々を観賞できるか疑問はありつつも、これまた、昭和初期建築の民家をそのままカフェに、という点にも魅かれたわけで
場所はJR花巻駅近く。それらしいところに導かれたのですが、狭い道を二度ほどぐるぐる行ったり来たりして(カーナビの「周辺です」から近づけず
)、どう考えてもここだよね、という感じでやっとこ見つけました。
「ひゃっこ坂」という坂の途中。
玄関までのアプローチ。ここからもう雰囲気十分。
視線の先に、紅葉の赤がチラリとのぞく・・・
玄関前の一角、苔がいい感じ
中に入ると、レトロなステンドグラスのサインが迎えてくれます
玄関を振りかえると、こんな感じ
こちらは、宮沢賢治の親戚にあたる岩手県内随一といわれるほどの呉服店を営んでいた喜助氏が、病弱だった奥様のために3年の歳月をかけて建てた橋本家旧別邸(昭和2年完成)で、この敷地内に賢治設計といわれている花壇があるとのこと。
住む人がいなくなり庭も荒れ放題だったところを、貴重な建物であり賢治設計の花壇を含め後世に残したいという思いで、現在のオーナーの一ノ倉ご夫妻が譲りうけ、1年半の歳月をかけて改修(素晴らしい!
)
昭和レトロが溢れる見事な細工や設えは見応えがあります。
玄関入ってすぐは、洋間(応接間)。私たちが到着したときは、ほかのお客様がいらっしゃいました。
実家にもあったなぁ、洋間(この言い方がもはや古いけど
)。
壁際にピアノ、中央にソファとローテブルのセットの懐かしい我が家、昭和の家です。
さすがにうちは赤絨毯ではありませんでしたが、今なら間違いなくレトロ認定のシャンデリアはありましたw!!
この日は、すごく天気が良く、11月も終わりという頃でしたが、縁側のお席は暑いくらいでした。
お庭を眺めながら、の縁側の特等席。
建築好きの血が騒ぎ、撮影をお断りし、他のお客様が入り込まないように配慮しながら、家中を撮らせていただきました。
反対の角度から。庭の表情がまったく違います
これまた、別のアングルで、
茶の湯の演出
日本間を囲む形で位置している落ち着いた色合いのもうひとつの洋間
照明も素敵です
奥にギャラリーがあり、組み紐!?的なキーホルダーがあったので、旅の記念に購入
この廊下は、祖母の家を思い出させてくれました。母もそうだったかなぁ
肝心の賢治作の花壇を観賞するには季節的にちょっと・・・という感じだったし(残念
!)、段差があり、足場のでこぼこは母にはちょっと厳しかったので、急いで写真を撮り映像で観賞してもらいました。
しかし、紅葉の赤や黄色が素晴らしかったです
桜も紅葉も散ったあとがまた美しい。これはこの旅でお気に入りの一枚です
裏木戸から眺めた庭のショット、落ち葉に彩られた階段に映る自分の影とともに
「茶寮かだん」では、コーヒーやティーだけでなく、ランチもいただけます。
今回は、お宿の朝ご飯をしっかりいただいた後だったのでティータイム利用で、ルビーチョコレートをオーダー。
自然の色、甘みとのことで、優しいお味でした。
では、ルビー色、ピンクということで!? ONE PACTの♪PINK CRUSH♪に無理やりつなげて終わります
帰りには、一ノ倉さんご夫婦にご丁寧にお見送りしていただきました。
大切なものを絶やさず、後世に伝えたいというご夫妻の素敵な心意気に感謝
ありがとうございます
ついでに、山の神温泉 *別墅 清流館の記事はこちら↓























