この道しるべ見て、おっ!と思った貴方はきっとヒルクライマー。
大阪の北摂と言えば、住みたい街ランキング上位に入る街を幾つも保有するエリア。そして山好きローディーにも人気の高いエリア。愛読書の関西ヒルクライムコースガイドには、北摂エリアで13のヒルクライムコースが紹介されていますが、そこには紹介しきれていないコースももちろんあり、ヒルクライマーを魅了しているのです。
ロードバイクを乗り始めて最初にお世話になっていたショップでは、ロードバイクのグループライドはほぼ北摂エリア。余野に向かうことが多かったですね。それ故かサイクルショップCATにお世話になっている今でも、北摂方面に足を向けることがままあるのです。雀100まで踊り忘れずか。
3月の上旬のとある日も北摂方面へ。いつもと違うのは、リュックを背負っていること。中にはウォーキングシューズを入れているので結構重い。
理由は後ほど。
箕面市や茨木市の南部に広がる平野部から山間部に入るには、いくつものコースがあります。人気が高いのが西田橋から勝尾寺までのコースか、東福井交差点から忍頂寺までの忍頂寺・福井コース。
でも僕はいつも車作から忍頂寺ルートを登坂。これは前述のヒルクライムコースガイドには掲載されていないんだな。福井コースに比べて往来車両が少なく、斜度の緩急が適度にあることと、自宅から向かうには信号の数が少ないことが選択の理由かな。西田橋遠いし、東福井まで信号だらけなのよ~。
その後半が車作から忍頂寺ルート。2.8km、6.1%勾配。酒屋スタートで、いきなり急勾配がお出迎え。ヘアピン抜けてまだ続く急勾配。まさに坂を登っているのを実感できる序盤。ここで寝ぼけていた身体に気合が入るんだよな。
忍頂寺を過ぎたら、見山の郷そばにある長谷口バス停に峠あり。それが狩待峠。
ヒルクライムコースガイドで事前チェックしており、今回初走行。スタートして少し走ると三叉路。どっちだ?
直感だけで右手側を登っていったら…
これが峠?と首傾げながら余野方面へ移動。Strava軌跡を見ると、ぐるりと一周。
帰宅後にルートチェックしたら、また序盤の1/3しか走っていなかった。
書いていて思い出したのは、確か分岐しているところで勾配のキツく見える左手側に登っていったこと。あれを右手側に曲がるべきだったんだね。狩待峠登頂未遂なので、再チャレンジです。
今回は登った東側は1.3km、4.9%勾配と全然キツくないけど、西側は1.1km、11%勾配と圧倒的な激坂。クライマーが好むのはもちろん西側ルート。
頂上から西側を望むと、奈落の底に落ちていくように道が見えなくなっています。
反して東側は道の先の方まで見渡すことができます。この違いですよ。
R477に出ると、今度は南下。野間のけやきで休憩。
大阪府下一番、全国でも四番目くらいの大きさを誇る樹齢1000年のけやきです。この時期は落葉して箒みたいだけど、夏になり葉が生い茂ると見事な姿を見せてくれます。
そして、野間の大けやきから東上すると野間峠。3.3km、8.3%勾配のヒルクライムコース。後半のつづら折りで勾配が段々ときつくなり、気力との闘い。
最後はトンネルゴール。さらにここから妙見山に登ることができるけど、この日は峠三昧でお腹いっぱいになったので、そこはスルー。
ここまでの走行データは、走行距離 68km、獲得標高 1230m。たった4つの峠を回るだけでこの数値。ヒルクライマーに人気があるのもうなずけるでしょ。狩待峠まともに走っていたら、もっと標高伸びていただろうね。
その脚で向かったのは、万博公園。東の広場では、サイクルモード大阪開催中。ここを歩き回るのに、リュックにウォーキングシューズを入れていたのです。駐輪場で靴履き替えてウロウロ。
展示内容知りたい方は、誰かのブログ参考にしてください。僕のお勧めは、ホビーな自転車クラブチーム Cyclotron Targetsのパオーンさんが書いた記事。かなり詳細に書かれていて参考になります。
なななちゃんのトークショーが開かれていました。初めてみる生なななちゃんです。
動画撮ったので少しだけアップしておきましょう。
サイクルモードでなんか買わんかったのか?ですか。
なにも買わず、ただブラブラしていただけです。こんな過ごし方もいいでしょう。満足できる一日でした。