わかるかな
前回のブログにも書いたとおり、猫店長に指摘されたホイール回転時の違和感をのむラボに持ち込み診てもらいました。のむラボとは、大阪本町にて個人で営んでいる自転車工房であり、看板商品が手組みホイールなのです。
写真撮ってませんが、4つのベアリングのうち3つがイカれていたので、フリーハブそのものとベアリングひとつを交換。ホイール使い始めてから約15000km、ベアリングもヘタるわけです。交換後は全く違和感なく回転するようになりました。
のむさん、普段はぶっきらぼうだけど修理中はすごく雄弁。技術スキルが高く、それでいて素人のこちらにも分かりやすくイラストを描いて解説してくれたりして、実はすごくカスタマー寄りのスタンス。だからこそ信頼を置いています。
さて安静にしている間に、猫店長にチェーン交換をしてもらいました。BB交換はしてもチェーンはまだ自身では未着手。膝を捻ってから5日間の安静期間を経て試走をすると…
ガチャガチャ と金属同士がぶつかる様な音が発生。これまでの異音とは全然ちゃいまんがな。
色んな人達からアドバイスを受けて施した異音対策効果(クリートへのシリコン塗布、シートポスト清掃、チェーンリングなど各部増し締めなど)の確認をするどころの話ではありません。
猫店長に診てもらい、半日預けて引き取りに行きました。
金属がぶつかる様な音はもちろん解消。猫店長の見立てどおり、インナー側のチェーンリング摩耗によるものでした。このバイクでこれまで約25000kmを走り、その間一度もチェーンリング交換をしていなかったので、チェーン交換をきっかけとしあそびによる異音が発生したそうです。(インナー多用しているヘナチョコであることが露呈💦)
悩ましいことに、お店のアルテグラのチェーンリング在庫がたまたま切れていて、あるのはデュラエースのみ。部品代が倍になるので悩んだけれど納期が週明け、そして週末のライドに間に合わせるため、デュラのチェーンリングの装着を決心。
て、それがこの写真に見てとれます。
分かる人にはすぐ分かります。アウターの窓から覗くインナーに刻まれた溝。
アウターもデュラエースに交換しようかなと調子こいたら、クランクとの見た目が変わるのでやめた方がいいと猫店長から激しく止められました。
これが新たな異音の源だったインナーのチェーンリング。
これだけでは素人目には摩耗状態がわかりにくいので、比較してみました。
アウターに重なっているのが新品のチェーンリング。左下がこれまで装着していた古いチェーンリング。ギアの歯が痩せ細っているのが比較することでよくわかります。
そこで週末に走ってみると、どこからともなく聞き覚えのある異音。
キュッキュッ まだ治っとらんのかーい。次の手を模索する必要があるようです。
そしてアウターに入れて全力で漕いでいると(平地ね)、これまた最近耳にしたことのあるガチャガチャという金属音が小さく聞こえてきました。
アウターよ、お前もか!
こっちはアルテグラやな。でも最近部品や工具買い過ぎたので、少し我慢。