5年前の22回目の結婚記念日の4日前の3月5日。
朝、いつもの時間に起きてリビングに行くと
普段夫(当時)が肌身離さず持っている携帯が開いたままテーブルの上に放置されていた。
以前から夫に対して小さな疑問がすこしづつたまっていた。
一度もさわったことのない夫の携帯を今にも飛び出しそうなバクバクした心臓でボタンを押してみた。
そのころはまだスマホではなく簡単に(昨夜酔っぱらって寝てしまったのであろう)夫が放置した元の画面が再現された。
よく韓国ドラマでおばさんがおよよと気を失うが(韓国のかたは実生活でも頻繁に気を失うのだろうか?)
ドラマのように目の前が真っ暗になってぐるぐるまわり倒れこみそうになるのを必死でそばにあった椅子にしがみついたことを覚えている。
そのあと、おはようと起きてきた夫に悟られないよう平静を保った。
あの時、泣いてわめけば未来は変わったのだろうか。
パンドラの箱を開けなかったら未来は変わったのだろうか。
3月5日をけして忘れない。
財布の中のドナーカードの日付は2008年3月5日。
ところが
あ~~~~~~~~~~
なんということか 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
昨夜、寝る前に
「今日、何日だっけ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6日、6日、6日・・・・・・
3月5日は過ぎていた。
忘れていた自分がちょっと嬉しかった。
時は少しずつ心を浄化してくれる。